祥伝社新書<br> 日本史のミカタ

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祥伝社新書
日本史のミカタ

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396115456
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0221

出版社内容情報

日本史のカタチ

井上章一[イノウエショウイチ]
著・文・その他

本郷和人[ホンゴウカズト]
著・文・その他

内容説明

視点をどこに置くかで、まったく違う歴史が見えてくる―。日本には三つの国があった、武士を動かす「おねえさん力」、日本最初の絶対王政・室町幕府、寺は租税回避地、明治維新の陰のスポンサー…など、これまでの常識を覆し、日本史の新たな見方を提供する本格対談。京都史観の井上教授と関東史観の本郷教授がユーモアを交えながら時に対立、時に協調。ヘトヘトになるまで語り尽くした。語り口はやわらかく、おもしろいけれどかなり深いところまで掘り下げる。歴史ファンにはたまらない!

目次

序 ここだけの話
第1章 神話と統治
第2章 祭り上げの政治技術
第3章 武士と武芸の源流
第4章 「日本国」意識
第5章 絶対王政・室町幕府
第6章 朝廷は下剋上で輝く
第7章 鎖国と米本位制
第8章 明治維新はブルジョワ革命だった
結 日本人と天皇

著者等紹介

井上章一[イノウエショウイチ]
国際日本文化研究センター教授。1955年京都府生まれ。京都大学工学部卒業、同大学院工学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手を経て、現職。専門は建築史、意匠論。『つくられた桂離宮神話』でサントリー学芸賞、『南蛮幻想』で芸術選奨文部大臣賞を受賞

本郷和人[ホンゴウカズト]
東京大学史料編纂所教授、博士(文学)。1960年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学史料編纂所に入所、『大日本史料』第5編の編纂にあたる。東京大学大学院情報学環准教授を経て、現職。専門は中世政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

38
この二人だと、井上章一のほうが相当に年上だと思っていたが、生年は5年しか違わないのであった。あまりに、いい加減すぎる発言があると、お互いに突っ込みしあっており、そのバランスがいい対談本。2019/11/23

さきん

36
日本史研究の系譜がなんとなくわかる。日本人としての意識の目覚めや天皇、朝廷の権威の強弱について。西欧や中国など海外の歴史の知識もあった方が、日本の歴史を客観視できて良い。女性の魅力で田舎武士のハートをつかむ朝廷のしたたかさには笑わせられる。自分も弱い(笑)。2019/01/26

金吾

28
視点が斬新な点があり、なかなか面白い対談集でした。日本国意識の話や明治維新をブルジョア革命ととらえる話は良かったです。2024/03/15

六点

23
京大の井上章一対東大の本郷和人による日本史漫談であるが、いきなり石母田正や佐藤進一から石井進までの東国国家論を井上先生らしい攻め口、すなわち京都の夜の「おねえさんの力」で攻めていて面白い。同じ歴史漫談なら『逆説の日本史』等よりはるかに為になる。漫談で有りながら中世から近世までの社寺と商人との関わりの研究が少ないのではないかなど、いろいろな論点があって楽しめる。しかし、「日本は世界の奈良になればいい」とはちょっと納得できません。奈良だってハイテク企業あるんです。ガチンコで日本は戦うほか無いのです。とね。2019/01/23

てん

20
先に読んだ「歴史のミカタ」に続き、こちらのほうが出版は先であるが読んでみた。「歴史のミカタ」では磯田氏が多く語り井上氏はどちらかというと聞き手であるが、この本では本郷氏と井上氏がお互いをけん制しながら、歩み寄りながら日本史について語っている。京都史観と関東史観という見方を初めて知った。また、改めて井上氏の自由な発想(朝廷のおねえさん力など)について面白いと思った。日本史はもっと自由な発想で研究されるといいのかなと感じた。2021/10/10

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