出版社内容情報
鈴木 邦男[スズキ クニオ]
内容説明
国会議員の数の上では、いつでも憲法改正が可能になった。今しかない、と政権はアクセルを噴かす。「日本を愛するのは当然だ」「日本を評価して何が悪い」と、前のめりだ。けれどもそこに陥穽はないか?なぜ、そんなに急ぐのか?かつて憲法改正に半生を捧げた著者が問う。“強い国家、強い体制ばかりが求められ、国民の自由や権利が蔑ろになって、憲法に無理難題を押し付けている!”その考えの下、著者は、改正を目論む真の目的を探り、「憲法を利用するな!憲法に期待するな!」と声を上げた。改正に向かうこの国の危うさを指敵した、警世の書!
目次
第1章 憲法に愛国心を盛り込むな(愛国心は、ならず者の最後の砦;犯罪行為に走る愛国者たち ほか)
第2章 自衛隊は、現代の軍隊の進化形(世界が憧れる、日本の自衛隊;保安隊→警察予備隊→警察という、逆の道筋も一案 ほか)
第3章 「家族・家庭」「道徳」のことまで憲法に入れるな(憲法に家族条項を盛り込む危険性;憲法二十四条を変える理由 ほか)
第4章 憲法は、常に状況の映し鏡(改憲運動の概略;天皇陛下のメッセージ ほか)
第5章 私は憲法改正に反対する(憲法改正に期待するのは危ない;なぜ、改正をそんなに急ぐのか ほか)
著者等紹介
鈴木邦男[スズキクニオ]
1943年、福島県生まれ。政治活動家。早稲田大学政経学部卒業。学生時代は「生長の家」学生会全国総連合の書記長として活躍、その後、全国学生自治体連絡協議会委員長を務めた。「一水会」を創設し、新右翼の理論家として名を馳せる。現在は政治団体から身を退き、幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ykoro
トラッキー
Mao
酩酊石打刑
くるた
-
- 電子書籍
- 恋仕掛けのサンドリヨン 14 マーガレ…