出版社内容情報
おおた としまさ[オオタ トシマサ]
内容説明
東大生の3人に1人は公文式に通っていたという調査結果がある。著者がかつて行なったインタビューでは、偏差値最高峰の東大医学部生の3人に2人が公文式の出身だった。これは何を意味するのか?これまで斬新な視点から数々の学校や塾を論じてきた教育ジャーナリストが、本書では公文式に焦点を当て、「なぜ学力が伸びるのか?」「どんどん進む子とやめてしまう子の違いは何か?」に切り込んだ。「KUMON」の水色の看板は、日本全国どこの街でも見ることができる。評判は海を渡り、今や49の国や地域にまで教室が広がっている。世界で最も有名な学習メソッドの強さの秘密と意外な弱点が、今、明らかになる。
目次
第1章 東大生の3人に1人は公文式出身(小6で因数分解、5歳で受動態の否定文;公文式は「塾歴社会」への登龍門!? ほか)
第2章 なぜ月6000円で学力が伸びるのか?(教室の中では「聖徳太子」状態の指導者;算数・数学のプリントは全5470枚 ほか)
第3章 1枚のルーズリーフから始まった(高校の数学教師だった創始者・公文公;小6で微積分を終えた息子・毅 ほか)
第4章 速く進む子と続かない子の差は何か?(学習習慣を身に付け学力の貯金をするのが目的;中学受験に活用、スポーツとの両立にも活用 ほか)
第5章 つるかめ算は本当に不要なのか?(「黒表紙教科書」と公文式の共通点;学研教室と公文式は似て非なるもの ほか)
著者等紹介
おおたとしまさ[オオタトシマサ]
育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学英米語学科中退。上智大学英語学科卒業。リクルートから独立後、数々の育児・教育誌のデスクや監修を歴任。学校や塾、保護者の現状に詳しく、各種メディアへの寄稿、コメント掲載、出演も多数。心理カウンセラーの資格、中高の教員免許、小学校教員の経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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