出版社内容情報
前著『正真正銘五ツ星温泉66』から5年、著者はさらに日本中を渡り歩き、源泉の湧出口から湯船までを徹底検証し、あらためて究極の温泉宿を73軒選び出した。
内容説明
誰も書かないから騙される、温泉常識の真っ赤なウソ。源泉湧出口から湯舟までを徹底検証。73軒からさらに「ベスト10」を選定!
目次
第1部 「一〇〇%源泉かけ流し」は、全温泉の1%(「源泉かけ流し」の恐るべき実態;奇跡を呼ぶ温泉パワー)
第2部 「温泉マニアが虜になった宿」ベスト10(長野県・仙仁温泉―岩の湯;静岡県・伊豆対島温泉―藤よし;群馬県・谷川温泉―水上山荘;神奈川県・箱根芦之湯温泉―きのくにや ほか)
第3部 究極の源泉宿(北海道・旭岳温泉―湯元湧駒荘;北海道・丸駒温泉―丸駒温泉旅館;北海道・芽登温泉―芽登温泉;北海道・豊平峡温泉―豊平峡温泉 ほか)
著者等紹介
小森威典[コモリタケノリ]
昭和11年、神戸生まれ。25年にわたりテレビ業界で報道・ドキュメントの制作に携わる。温泉番組の制作は120本余りで、ギャラクシー賞をはじめ数々の賞を受賞
飯沼覚寿[イイヌマカクジュ]
昭和24年、栃木県那須塩原市生まれ。化学プラント設計施工、会社経営などを経て、昭和63年温泉を掘削。西那須温泉「大鷹の湯」経営のかたわら、ORP測定機によって全国の源泉湧出口と湯舟の測定を行ない、本物温泉研究集団を立ち上げる。現在、株式会社大鷹の里取締役会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こぺたろう
10
アマゾンで口コミが良かったので買いましたが、前に読んだ「源泉宿66」と同じ著者で、本書はその改訂版といった感じです。前著を読んだ時も思いましたが、見解が主観的で、流石に2度目は流し読み。「古代ソマチッド」なるものも登場。これは何だろうか。源泉薀蓄系なら、著者の本はもう買わないかな。他方、熱海の話とかは興味深かったので、そういう裏話をまとめて本にしてくれたら、また買うかも。2019/10/22
入道雲
5
源泉掛け流し、無加水、無消毒、清潔である、というかなり厳しい条件で日本中の温泉宿を紹介している。 日帰り施設や共同浴場などは対象としておらず、その代わり環境、サービス、食事、経営姿勢などまで考慮しており、温泉紹介本としては独自観点のチョイスとなっている。 記事内容に、ん?、と感じる表現もあるが、紹介している温泉はどこも行ってみたいと思う。2017/01/29
yk
4
一つくらい行ったことあるとこあるんじゃ・・・と思ったけどなかった。。。まだまだ行きたい温泉がいっぱいあると思うとうれしくなってきた!2020/06/02
山下 賀久
2
地元の本屋の折込ニューズレターに紹介されていた本です。長く温泉番組を作ってきたテレビマンと、自身が温泉を掘削し宿を経営している人の共著です。全国の温泉宿をまわり、源泉を見て、お風呂を見て加水、加熱、循環器を調べ、本当に源泉かけ流しの宿だけを紹介した一冊でした。温泉に泊まるときには必ず源泉かけ流しの宿にしていたのですが、実際には加水していたり、消毒剤を使っていたりしていて、本当に源泉かけ流しの宿は1%しかないとのことでした。そのうちの73宿が紹介されています。今度はこの本の中の宿に行ってみたいと思いました。2016/05/29
安東奈津
1
★★★☆ 日本一の草津温泉もこの本には入れて貰えないのとは! 先週、草津いつもの宿、翌日軽井沢でLunchと周遊してきたが… 草津、残念。2017/08/28