祥伝社新書
教科書には載らない日本史の秘密

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  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396114619
  • NDC分類 210
  • Cコード C0221

出版社内容情報

現在、日本史は学校の教科書が書き換えられる事態だ…。本当の日本史の事実を提示して、どれだけ通説が衝撃に耐えられるのか、真偽を明らかにすべきだ。

内容説明

われわれが学校で習った歴史は、間違いだらけだ。たとえば、気候変動は日本の歴史を激動させた。鎌倉幕府の滅亡や、南北朝の騒乱は明らかにその影響を受けているが、まったく教科書には書かれてはいない。また、明治維新政府の「富国強兵史観」や、旧陸軍参謀本部が編んだ戦国時代の「戦史」は、実像とはかけ離れた虚像を生み出した。関ヶ原合戦での小早川秀秋の裏切りなどは、冤罪の最たるものであるし、「方広寺鐘銘事件」で徳川家康は四〇〇年もの間、汚名を着せられているのだ。新発見や研究の進展で明らかになった真相の数々…。常識のベールを剥ぐと見えてくる、日本史の秘密74選。

目次

第1章 気候変動と疫病で見る古代
第2章 疫病が蔓延する国際都市飛鳥
第3章 暴力が横行する王朝絵巻
第4章 得宗体制と鎌倉武士
第5章 南北朝の抗争も残る室町時代
第6章 キリシタンが関わる武士道の誕生
第7章 悪人でない家康の行動
第8章 江戸の泰平から幕府崩壊へ

著者等紹介

古川愛哲[フルカワアイテツ]
1949年、神奈川県に生まれる。日本大学芸術学部映画学科で映画理論を専攻。放送作家を経て、『やじうま大百科』(角川文庫)で雑学家となる。東西の歴史や民俗学をはじめとする人文科学から科学技術史まで、幅広い好奇心を持ちながら「人間と歴史」を追求し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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getsuki

5
この著者さんはキリスト教に肩入れしてる感じがする。武士道はキリスト教が影響している……ってどこが?って。当時のカトリックは布教と世界侵略がセットになっている側面があることをスルーしている。たまたま日本が常時戦闘態勢の時代だったから何もなかっただけ。2017/12/02

asobi

1
最近歴史の見直しっていう本がよくでていて、昔の教科書の内容が変わっているといわれているが、真偽はともかく新しい視点からの歴史の見方を考えさせる本。特に最近地震や火山の噴火が相次いでいるが、自然災害等をきっかけとした天候不順や温暖化・関連化といった気候変動が歴史に与えた影響の大きさがよく分かる。平安時代のきらびやかな貴族のイメージが、粗暴だったり、糞尿にまみれた都市だったりするのは、ちょっと考えればわかることで、教科書で教える歴史が、上澄みだけをすくった人間味のないものということがわかる。2016/05/27

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