祥伝社新書<br> なぜ、習近平は激怒したのか―人気漫画家が亡命した理由

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

祥伝社新書
なぜ、習近平は激怒したのか―人気漫画家が亡命した理由

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396114350
  • NDC分類 312.22
  • Cコード C0231

内容説明

中国では、2009年に「微博(ウェイボー)(中国版ツイッター)」が登場、時事問題を共有するネット論壇が誕生した。本書の水先案内人・辣椒(ラージャオ)も、微博をきっかけに政治意識にめざめ、風刺漫画が一世を風靡、ネット論壇を盛り上げた一人である。しかし、習近平政権発足後、当初の期待とは裏腹にネットのオピニオンリーダーは次々と摘発され、検閲も強化された。ネット論壇は政府に簒奪されていく。そうした中、辣椒は日本滞在中の2014年夏、ある作品が危険視され、「亡命」を余儀なくされた。中国・習近平体制の現在と言論弾圧を、亡命漫画家・辣椒の作品を手がかりに鋭く切り取った一冊!

目次

第1章 政治改革の熱気―習近平政権誕生前夜のネット論壇と、都市中産層の誕生(辣椒が語る「中国改革への期待」;検閲を軽々と飛び越えるインターネットの魅力 ほか)
第2章 奪われた「ネット」という陣地(辣椒が語る「習近平政権とネット論壇」;「仕事態度の改善」から始まった ほか)
第3章 中国のジェットコースター経済と、既得権益者となった中産層(辣椒が語る「中国経済は砂上の楼閣」;中国経済三つの課題 ほか)
第4章 自律的な市民と、客体としての愚民の狭間で(辣椒が語る「中国社会に対する絶望」;なぜネット論壇は滅んだのか? ほか)

著者等紹介

高口康太[タカグチコウタ]
1976年生まれ。千葉大学人文社会科学研究科(博士課程)単位取得退学。中華人民共和国・南開大学に中国国費留学生として留学。ライター、翻訳者、リサーチャーとして活動。週刊新潮、週刊SPA!、週刊現代などでコメント、リサーチ多数。ウェブメディアで翻訳、コラム執筆を担当。政治、経済、社会、ネット事情など幅広い分野に精通(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蛇の婿

15
2015現在の中国における言論弾圧と民衆心理コントロールを書いた本。習近平がいかに侮れないかを書いた本でもあると思います。確かに習近平が政治を掌握する以前と以後では日本のネットに流出する中国のニュースの性質にすら違いがあるような気がしますね。このあたりの問題は自分で時間をかけて調べて判断をしなければ危険なのですが、おそらく正しいのでないかなと思います。…時間のある方は少しだけ時間をこれに割くのも酔狂かと。問題提起には十分な根拠を含む良書と思われます。2015/11/30

ののまる

11
日本でも海外でもさんざん期待されていて、よく記事にもなる6億ユーザーをもつネットからの民主化…が進むわけがないのです。そもそも中国のネット論壇は既に共産党によって瓦解されているのだもの・・・ああぁ(-_-)2016/01/14

さとうしん

4
著者は異なるが、安田峰俊『知中論』、山谷剛史『中国のインターネット史』の続編というか続報的な著作。上の政策に対して下の対策がリードしたかのように見えたネットの世界でも、結局お上の政策の方が上手だったという話でため息しか出ないが、日本も他国のことをとやかく言えた義理ではないかもしれない。2015/09/13

GEO(ジオ)

3
中国のニュースを取り扱うブログ「KINBRICKS NOW」の管理人である著者が、中国のネットで大人気となった風刺漫画家・辣椒にインタビューし、彼の作品のいくつかと絡めながら、現代中国のネット情勢を描いた本。 中国のインターネットはすでに政府により「うまく」調整されており、完全に支配された感じはありつつも、ネットユーザーたちも一筋縄ではいかず、実に様々な工夫をしながら政府の検閲に対抗している。 近年の中国におけるインターネット情勢をうまく概観している。2016/06/22

naonchi

2
そう言われると、何となく中国関連ニュースが「わかる気がする」一冊。中国の文学や作家自身の講和は面白いのに、なぜ中国関連ニュースと日本から観た中国人の様子とギャップがあるのか?何とも言えない気持ち悪さを感じていたので「それなりに」腑に落ちるところのある一冊。特に読み応えはないけども。2016/03/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9834731
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品