祥伝社新書<br> 海戦史に学ぶ

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海戦史に学ぶ

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  • サイズ 新書判/ページ数 388p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396113926
  • NDC分類 391.27
  • Cコード C0221

内容説明

日本国土の本源的な諸条件(地理的位置・地勢など)と、その価値(東アジア海域と北西太平洋の制海権を得るのにもっとも有利)は、幕末の外国船到来より、二一世紀の現在も変わることはない。皮肉なことに、このことは日本人よりも、諸外国のほうが知悉している。本書は、幕末から日清・日露戦争、太平洋戦争までに日本が関わった海戦と第二次大戦後の世界の海戦を通じて、「海」「海上兵力」「シーレーン」の重要性を学び、歴史の教訓を得るものである。最初の刊行より約三〇年、その教訓は古びることなく、日本近海の緊張が高まる今、ますます重みを増している。

目次

日本開国と北太平洋の海戦
日清戦争と黄海海戦
日露戦争のシーレーン防衛
日本海海戦
ドイツ太平洋艦隊との海戦
地中海のドイツ潜水艦戦と日本
ハワイ海戦
ミッドウェー海戦
マリアナ沖海戦
比島沖海戦
太平洋戦争のシーレーン防衛
第二次大戦後の海戦を考える
戦後の日本海上兵力を考える

著者等紹介

野村實[ノムラミノル]
1922年、滋賀県生まれ。1942年、海軍兵学校第71期卒業(次席)。戦艦「武蔵」・空母「瑞鶴」乗組、軍令部第一部勤務を経て海軍兵学校教官。終戦時は海軍大尉。東京裁判の海軍被告弁護事務に従事後、防衛庁(現・防衛省)にて戦史編纂官。慶應義塾大学大学院に出向、文学博士の学位取得。その後、戦史研究室長、防衛大学校教授、名古屋工業大学教授、愛知工業大学教授、軍事史学会会長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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skunk_c

61
著者は1942年兵学校卒の元海軍将校で、防衛大教授の系歴もある。本書は「リムパック82」と呼ばれる合同演習が行われた1980年代前半に自衛隊の実質的機関紙「月刊朝雲」に連載されていたもの。このため特に「シーレーン」を重視する内容になっている。原著が古く当時最新の論考であった13章なども冷戦終期のもので、著者の政治観もあり過去形の印象。しかし各海戦は冷静に分析されており、戦史としてはフェアで丁寧。特に第1次世界大戦の太平洋や地中海(日本が護衛艦隊を派遣)については、これだけ詳細なものは初めて読んだ。2021/09/09

SGR

5
坂の上の雲から海戦に興味を持ち、本書を手に取りました。海戦の難しさ、日本の根性論は図らずも日露戦争の陸戦から始まって、海戦にまで影響を及ぼしたのだと思うと皮肉でなりません。2025/03/22

3
日本開国前後の、英仏艦隊とロシアとの戦いから、戦後の海戦まで、日本に関係する海戦を取り上げてそれぞれに教訓や解説を加えている。もとは1985年ごろの自衛隊部内誌での連載だったとのことで、シーレーンの重要性を強調しているのが時代を感じさせる。解説は、安易な「if」を戒める正統なもの。今となっては自衛隊や国際関係をめぐる議論が古いものになっているのは仕方ないが、なんらかの形でフォローが欲しかったところではある。2016/06/09

Mikarin

3
日本は英語圏の国々と比べ海や海軍、海事モノに 対する理解度がイマイチだが、本著はそれを否応なしに考えさせてくれる。特にかっての日英同盟と今日の日米同盟に関する考察や歴史的事実、海洋国家として生きていくこれからの日本の未来像、仕事上で少しでも海外との接点がある方は読んでおいて損はない1冊。 2015/11/04

トーヘン

2
作者さんがすげぇな。兵学校71期の次席で「武蔵」と「瑞鶴」からの軍令部って。そんな人の人生かけた研究本を改めて新書で読めるのは大変に素晴らしく、内容も面白く読めた。回顧本にならず最近の海上戦闘にも言及したことについても、一貫した主張に基づいて論説を展開するのも好感が持てた。良い本だと思う。2015/02/24

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