内容説明
本書は、哲学概念をわかりやすく解説。それを「公式」として、「どうすれば、会議はまとまるか?」「どうすれば、人間関係は良くなるか?」「どうすれば、幸福になれるか?」などの具体的な問題に当てはめて、解いていく。
目次
第1章 疑う思考(物事を相対的にとらえる―プロタゴラスの「相対主義」;物事を心の目で見る―プラトンの「イデア説」 ほか)
第2章 分類する思考(名前をつける―オッカムの「唯名論」;時間軸と空間軸で整理する―カントの「カテゴリー論」 ほか)
第3章 切り開く思考(快楽の量で判断する―ベンサムの「功利主義」;自分で人生を切り開く―サルトルの「実存主義」 ほか)
第4章 つなげる思考(心ではなく、身体に従う―メルロ=ポンティの「身体論」;言葉ではなく、文脈を意識する―ウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」 ほか)
第5章 発展させる思考(知らないことを認め、素直に聞く―ソクラテスの「無知の知」;マイナスをプラスに変える―ヘーゲルの「弁証法」 ほか)
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
哲学者。徳山工業高等専門学校准教授。1970年、京都府生まれ。京都大学法学部卒業後、伊藤忠商事入社。同社退職後、4年間のフリーター生活を経て名古屋市役所入庁。同市役所に勤務しながら、名古屋市立大学大学院にて博士号(人間文化)取得。2011年、プリンストン大学客員研究員。専門は公共哲学、政治哲学。誰でも参加できる「哲学カフェ」を主宰中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ココロココ
makio37
Chisa
きぅり
まゆまゆ
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- 和書
- 大川周明 岩波現代文庫