祥伝社新書<br> 梅干と日本刀―日本人の知恵と独創の歴史

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梅干と日本刀―日本人の知恵と独創の歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396113698
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0239

内容説明

地震があっても、なぜ城の石垣は崩れない?世界の酒で、なぜ日本酒だけが温めて飲むのか?西洋は四味、中国は五味。なぜ日本人だけ六つの味がわかるのか?…当の日本人が知らなかった、日本人の知恵と独創をあますところなく紹介し、記録的なベストセラーとなった日本人論!われわれの祖先が積み重ねてきた驚くべき発明と工夫が、本書には満載されています。日本人に勇気と自信を与え、民族の美点を教えてくれた名著が復刊!

目次

1章 日本には古来、すごい“科学”があった―意識せずに、合理的な生活をしてきた日本人(関東の防風林は、なぜケヤキなのか?;水圧を見事に殺す釜無川の信玄堤 ほか)
2章 驚くべき“自然順応”の知恵―それは、日本人の鋭い観察力がもたらした(なぜ、日本の城郭だけが水で囲まれているのか;古代人が絶対に住まなかった谷口扇状地 ほか)
3章 日本人は“独創性”に富んでいる―外来文化の“モノ真似上手”は皮相な見方(外来文化に触発されて新文化を築く;ズボン着用の古代人が、なぜ着物を創ったか ほか)
4章 住みよい“人間関係”を作った日本人―日本こそ“女尊男卑”の国だった(日本語の日常用語は世界一の十四万語;人間関係をスムーズにしている敬語と卑語 ほか)

著者等紹介

樋口清之[ヒグチキヨユキ]
1909年、奈良県生まれ。国学院大学史学研究科を卒業。登呂遺跡発掘など草創期の日本考古学の発展に尽力し、わが国の考古学界の第一人者として著名である。1997年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

28
今日においてもなお使われ続けている道具や、営まれてきた伝統行事、年中行事について、その素晴らしさと合理性を解説しています。一例をあげると、日本刀、梅干、和服、帯、土壁、位牌、下駄、等々、それらは、わが国で生活するうえで、一つ一つが至極当然の合理性を持っています。しかも、外国が太刀打ちできないレベルのようです。日本に生まれてきて良かったと思える一冊でした。2024/03/29

みや

28
祖先が積み重ねてきた日本人の知恵と独創を紹介する歴史研究書。欧米に劣等感を抱いていた昭和49年に出版されてベストセラーになったらしい。日本の風俗や技術などの雑学が数多く載っている。知っている人には当たり前なのかもしれないが、私には初耳のものばかりで勉強になった。服、建築、食べ物、人間関係など、全てが自然を読み取った上で、自然に従う形で生み出され、発展してきたことが分かる。自然災害が多い島国だからこその知恵と発想はどれも興味深い。でも、読み物として特に面白いわけではないため、途中で少し飽きてしまった。2018/09/20

ようはん

18
その土地の風土から生まれた工夫や文化はどこの国でもあるのだろうけど、読んでみて日本文化侮れないわなと思う。特に日本刀が造られていく過程での編み出した工夫の数々には驚かされる。 2022/04/29

ぬらりひょん

15
昭和49年に刊行されたものを新書化したらしく、「日本人に勇気と自信を与え、民族の美点を教えてくれた名著」だそうです。たしかに読んでるうちに、日本人すごいじゃんと誇らしくなってきます。明治維新や敗戦を経て、自信を失い欧米化が進んでいた時代に、日本人としての矜持をもう一度取り戻す必要があったのかもしれません。地震に強い建築、限られた資源で米の収穫量を増やす方法、飢饉に備えての保存食など、どれをとってもすばらしい技術です。それを科学ではなく、経験と知恵で生み出すとは。おそれいりました。2015/05/09

niisun

13
戦後70年を迎えようとしている今読むと、「よく聞く日本人賛美だなぁ~」と思ってしまいますが、書かれた時代が40年前というところがベストセラーの所以なんだろうなと思いますね。 ただ、著者自身が「一片のノートも参考書も手元になく話している」と書いているように、根拠出典の明示は極めて少ないです。ですが、逆に言うとその知識量に驚かされますね! まあ、若干『ホンマでっか!?TV』のように、その情報や見解には、一部の説だったり、真偽の確定がなされていないものも多いようには思いますが、いろいろ学ぶことがありました。2014/11/12

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