内容説明
糖尿病の予備軍は約千八百万人、痛風の予備軍は約五百万人。四〇歳以上の男性では二人の一人が糖尿病にかかる可能性があるといわれている。「サイレントキラー」と呼ばれる糖尿病と痛風は、重なって発症する確率が高く、知らず知らずに体を蝕み、気づいたときには手遅れであることが多い。加えて最新の研究では、二つの病気に共通する原因であるメタボリックシンドロームがアルツハイマー病を誘発するとされているので、厳重な注意が必要である。糖尿病と痛風は、なぜ起きるのか?未然に防ぐにはどうしたらいいのか?最新の医学情報を紹介しながら、代表的な生活習慣病に備える方法を伝授する。
目次
第1章 知っておきたい糖尿病と痛風の基礎知識(増えている糖尿病と痛風;サイレントキラーとメタボリックシンドローム ほか)
第2章 糖尿病について(糖尿病が悪化すると…;糖を使う体の仕組み ほか)
第3章 痛風について(プリン体を使う体の仕組み;痛風の薬 ほか)
第4章 アルコールの害と、運動の必要性を考える(アルコールやめてみませんか?;アルコールの脳への影響 ほか)
第5章 メタボリックシンドロームから離脱する(ダイエット成功の鍵は脳にある;運動がなぜ大切か ほか)
著者等紹介
大和田潔[オオワダキヨシ]
1965年、東京都生まれ。福島県立医科大卒業後、武蔵野赤十字病院などで救急診療にたずさわる。東京医科歯科大学大学院にて基礎医学研究。青山病院を経て、「秋葉原駅クリニック」院長。総合内科専門医、神経内科専門医、頭痛専門医、医学博士、日本臨床栄養学会会員、東京医科歯科大学臨床教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
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