祥伝社新書<br> なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか

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なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396112264
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0295

内容説明

韓国にできて、日本にできない恥辱。日本は、まともな国といえるのか!?韓国では、往時にはパチンコ店が1万5000店、売上高は日本円にして約3兆円にのぼった。それが、2006年の秋に全廃され、いまは跡かたもない。だが、その事実を伝えた日本のメディアはなく、それを知る日本人は、いまもほとんどいない。日本でいち早くそれをレポートした著者は、その後も何度も韓国を訪れ、なぜ韓国にそれができたのかを取材した。そこから見えてきたものは、日韓であまりにも対照的な社会の実態だった。

目次

1章 なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(韓国のパチンコ全廃を報じなかった日本のマスコミ;タクシードライバー、キム氏の話;韓国人向けカジノ「江原ランド」のその後 ほか)
2章 なぜパチンコは、廃止されねばならないのか(パチンコ店店員も依存症になる世界;ターゲットは、年金生活者と主婦;月一〇〇万負けるのは、珍しくもなんともない世界 ほか)
3章 なぜ日本は、パチンコを廃止できないのか(パチンコ業界のアドバイザーに名を連ねる政治家たち;民主党による呆れはてた「パチンコ支援プロジェクト」;業界を代弁して国会で恫喝する民主党議員 ほか)

著者等紹介

若宮健[ワカミヤケン]
1940年秋田県生まれ。ジャーナリスト。トヨタ自動車に19年勤務。営業マン13年の実績から、トヨタ本社より新車1000台販売の表彰を受ける。独立後、自動車販売会社、損保代理店の経営、タクシードライバーなどを経て、著述、講演に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

獺祭魚の食客@鯨鯢

49
 ひと頃はよくパチンコに興じました。貯まった出玉をどのタイミングで景品に交換するかも悩ましく遊興なるゆえにある種の虚しさを持ち帰る場でもありました。  日本のパチンコ業界の経営者は朝鮮半島出身者が多いと聞きます。また警察の利権もからんでいて全廃することなど夢のまた夢。カジノ導入に反対するのはその利権に影響するからというのが本当の理由らしい。  その昔、ヨーロッパの旅行先でカジノを体験したことがあります。ドレスコードがあり地元住民よりも社交の場という空気がありました。昨今の動きは何か論点がずれています。

kinkin

41
2006年にパチンコが全廃された韓国での実態、逆にどんどんギャンブル性が高くなり、ギャンブル依存の最たるものになった日本のパチンコについて書かれている。娯楽や遊戯の域は、とうに超えて遠隔操作や顔認識による出玉の調整まで行われているということに驚かされた。そして何よりもパチンコアドバイザーと称する国会議員がこの業界と深く通じていること。ギャンブル依存による悲惨な家庭崩壊や自己破産など、個人の責任とする一方では大きな力が、この状況を後押ししていることは間違いなさそうだ。2014/03/17

おかむら

35
韓国映画を観ていたら、悪徳刑事が地下のパチンコ屋(違法?)で暴れるシーンがあって、あれ韓国にもパチンコ屋あるの?と気になっていたので読んでみた。タイトルになってる韓国のパチンコに関する記述は最初の章だけで、残りは日本のパチンコ業界と政府への怒り。しかも取材が薄いしやたら感情的で根拠のない決めつけが多くて、この人なんだかなあ…。ギャンブル依存に関しては帚木蓬生の本の方が良いし、日本のパチンコの歴史や闇や問題点は他の本を探そうっと。2020/08/17

森オサム

24
一章はタイトル通りの内容で結構面白かった。しかし、二章、三章は酷い。作者の思い込みで断定的に書いている事ばかりで、根拠が示されない為全く共感出来ないばかりか、読んでいて気分が悪くなった。こんな客観的な視点の無い人が、ジャーナリストとか名乗って良いのか?ある意味凄いとは思いました。タイトルを、「私がパチンコを嫌いな理由」とかにしてくれたら、買わなかったのに。時間とお金の無駄でした。2016/03/28

遅筆堂

21
パチンコで得るものは何もない。韓国でパチンコを全廃したことは知らなかったし、著者が韓国の政治主導力と日本のふがいなさを主張したい気持ちは理解できるが、その思いが強すぎるのか著者の性格なのか解らないが、あまりにもヒステリック過ぎて思わず引いてしまうところが多々ある。もったいない。「世の諸悪の根源はすべてパチンコにあり」みたいな論調は、せっかくの素材を無駄にしてしまう。多重債務、家庭崩壊の原因の一つになっていることは事実。何とかして貰いたいという気持ちは同じだが、今の日本の政治力には残念ながら期待できない。2011/03/19

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