内容説明
韓国にできて、日本にできない恥辱。日本は、まともな国といえるのか!?韓国では、往時にはパチンコ店が1万5000店、売上高は日本円にして約3兆円にのぼった。それが、2006年の秋に全廃され、いまは跡かたもない。だが、その事実を伝えた日本のメディアはなく、それを知る日本人は、いまもほとんどいない。日本でいち早くそれをレポートした著者は、その後も何度も韓国を訪れ、なぜ韓国にそれができたのかを取材した。そこから見えてきたものは、日韓であまりにも対照的な社会の実態だった。
目次
1章 なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(韓国のパチンコ全廃を報じなかった日本のマスコミ;タクシードライバー、キム氏の話;韓国人向けカジノ「江原ランド」のその後 ほか)
2章 なぜパチンコは、廃止されねばならないのか(パチンコ店店員も依存症になる世界;ターゲットは、年金生活者と主婦;月一〇〇万負けるのは、珍しくもなんともない世界 ほか)
3章 なぜ日本は、パチンコを廃止できないのか(パチンコ業界のアドバイザーに名を連ねる政治家たち;民主党による呆れはてた「パチンコ支援プロジェクト」;業界を代弁して国会で恫喝する民主党議員 ほか)
著者等紹介
若宮健[ワカミヤケン]
1940年秋田県生まれ。ジャーナリスト。トヨタ自動車に19年勤務。営業マン13年の実績から、トヨタ本社より新車1000台販売の表彰を受ける。独立後、自動車販売会社、損保代理店の経営、タクシードライバーなどを経て、著述、講演に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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