祥伝社新書
ジャパン・ショック―国債暴落から始まる世界恐慌

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  • サイズ 新書判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396112172
  • NDC分類 342.1
  • Cコード C0233

内容説明

国家破綻とは、予算が組めなくなり、政府機能が麻痺すること。年金資産が大きく減り、公務員は解雇され、経済生活が破壊される。世界の金融財政問題に詳しい著者は、向こう3年以内に日本がそうなるだろうと、厳密な数字に基づいて予測している。日本の国家破綻は国債が売れ残る瞬間に襲いかかる。毎年50兆円以上の財政赤字を国債という借金で埋めている日本。国債の発行残高は約800兆円にのぼっている。この巨額国債の買い手を維持することはできない。ギリシャの13倍の経済規模をもつ日本が破綻すると、世界は大恐慌に突入し、エネルギー、食糧、資源の奪い合いが始まる。避けられない危機を前に、できることはあるのか?来るべき地獄を生き延びるための警世の書。

目次

プロローグ ようこそタイタニック号へ
第1章 巨大津波のあと、大洪水が襲う
第2章 いつ起きてもおかしくない日本の国家破綻―本当の経済危機があなたを襲う
第3章 国債は麻薬
第4章 日本と世界に「アヘン」を持ち込んだBIS
第5章 蜘蛛の糸を探して巨大津波から逃げる
第6章 ノアの箱舟を作る―持続可能投資のすすめ
エピローグ 苛政は虎よりも猛なり

著者等紹介

山崎養世[ヤマザキヤスヨ]
1958年生まれ、福岡市出身。東京大学経済学部卒。UCLA経営学修士(MBA)取得。大和証券を経てゴールドマン・サックス投信(株)社長、本社パートナーなどを歴任。2002年より、金融・財政・国際経済問題の調査、研究、提言を行なう。「高速道路無料化」の提案により、2003年には民主党次の内閣国土交通大臣に指名された。「太陽経済」、「田園からの産業革命」、「米中経済同盟」、「本当の郵政改革」、「次のグローバル・バブル」などの提言、分析を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

5
2010.10の本だが、3年以内に日本の国債が暴落し、世界恐慌がはじまると予言。2024/04/19

がんぞ

4
第2章冒頭に「津波は瞬時に襲ってくる」(反日教育の中韓も今度は日本があってよかったとおもっただろう、列島がなければ津波が大陸を直撃だもんね!)。意は、もてはやされ(低金利が温存され)た日本国債に買い手がいなくなる恋愛発覚アイドルの如き現象であるが。「《国内で引き受けられているから健全》というのは《海外が保有するのは5%にすぎないから暴落に買支えようとする外国人がいない》ことにほかならない」という指摘は鋭い。産油国が枯渇し金融業で生きる未来、日本国債も資産家が逃げ出せば暴落する。大地震と原発事故…防衛有事?2011/03/14

Row_the_Punks

1
BIS規制と国債の部分は勉強になりました。2012/12/31

ナット

0
『「借金1000兆円」に騙されるな!』を読んでからこっちを読みました。まさに「文系経済学の弊害」ってカンズィ。2012/06/01

turtle

0
その日に向けて個人でも出来る対策が提案されているところがいいです。 少しずつ海外に資産を移動中です。2011/02/14

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