内容説明
私たちが日頃なんとなく「おいしい」を伝えたつもりで使っている表現は、およそ不完全なものばかりだという。それは、深く意味を考えずに常套句を使っていたり、先入観にとらわれて、本当はどうなのかを正しく言い表わせていなかったりするためだ。そこで、正しい感覚を取り戻し、言葉の数を増やし、表現力を豊かにするためのプロセスについて解説したのが本書である。
目次
第1章 その言葉は、本当に「おいしい」を表現できていますか?(実際には味わいを伝えていない常套的表現;先入観でおいしいと思い込んでいる表現;日本的なマイナス思考による表現)
第2章 味わいを言葉にして表現する(ソムリエは、なぜワインの味わいを記憶するのか;香りや味の記憶は、機械化・デジタル化できない;感覚を言語として記憶する ほか)
第3章 五感を鍛え、表現力を豊かにする方法(なぜ五感を鍛えるのか;嗅覚の能力を意識する授業;俳句に親しむようになって感じたこと ほか)
著者等紹介
田崎真也[タサキシンヤ]
1958年、東京生まれ。ソムリエ。国際ソムリエ協会副会長。1995年、第8回世界最優秀ソムリエコンクール優勝。以降、日本に本格的なワイン文化を普及させた功績において、2008年、「現代の名工」(卓越した技能者)受章。現在は、ワインを含む酒類と食の全般に場を広げて活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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