祥伝社新書<br> 法華経入門―七つの比喩にこめられた真実

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法華経入門―七つの比喩にこめられた真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 283p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396112097
  • NDC分類 183.3
  • Cコード C0215

内容説明

『法華経』全28品のエッセンスがこれ一冊でわかる。

目次

1章 法華経 限りなき人間賛歌―私たち現代人の心は、いま何を求めているのか
2章 法華経・譬喩品 我欲からの脱出 「火宅の喩」―煩悩に燃えさかる人間のこころを救うものは何か
3章 法華経・方便品 “純粋な人間性”の発見 「方便品」―無上の教育者・釈尊は、いかに個人の可能性を引き出したか
4章 法華経・信解品 卑屈・虚無からの解放 「長者窮子の喩」―自分の能力を信じ、いかにして自己開発に努めるか
5章 法華経・薬草喩品 執着心を乗り超える知恵 「薬草の喩」―「平等」にも「差別」にも執われない、「清浄心」の境地とは
6章 法華経・化城喩品 絶えまなき向上心のすすめ 「化城の喩」―小成に甘んずることなく、より大きな目標に達するために
7章 法華経・五百弟子受記品 生きる喜びの発見 「衣珠の喩」―自分の中に潜む仏性に、いかに目覚め、これを引き出すか
8章 法華経・安楽行品 憎悪と嫉妬心の克服 「髻珠の喩」―一人の人間の中に、魔心と仏心が同居する不可思議
9章 法華経・如来寿量品 “永遠の命”を目指して 「医子の喩」―この比喩に秘められた五つの教えは、何を語りかけるか
むすびに 「自分とは何か」の探求をこそ

著者等紹介

松原泰道[マツバラタイドウ]
1907年(明治40年)東京生まれ。1931年(昭和6年)早稲田大学文学部卒。岐阜・瑞龍寺専門道場で修行。昭和26年臨済宗妙心寺派教学部長。昭和52年まで龍源寺住職。全国青少年教化協議会理事、「南無の会」会長等を歴任し、各種文化センター講師をつとめるなど、講演・著作に幅広く活躍。現代の「語り部」として、仏の教えを分かりやすく現代の言葉に置き換えて、噛み砕くように説き続けた。平成元年、第23回仏教文化伝道文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぽんすけ

8
1983年初出の新装本。筆者は臨済宗のお坊さんだが、読んだ感じ臨済宗の教えに留まらず、日本の様々な宗派やインド古典仏教に広く通じており、大変勉強家で信念を持って教導の道を歩まれた方であることがわかった。我が家は法華宗真門流であるが、普段家にお坊さんが来られて読経される時も、なにも考えずに経本を一緒に読んでいたが意味なんてさっぱりわかっていなかった…。法華経が、人々の精神の根底にある仏性というものの存在を明らかにし、誰でも仏に至れる、真の悟りを開ける存在なのだと繰り返し語りかけるものだと知れて衝撃だった2024/09/07

amanon

4
法華経のエッセンスをかなり分かりやすく説いた良書だと思うが、同時に恐らく本書のような解説書を読んだだけでは、法華経に限らず、経典の真髄には至らないのだろうと思わせることしきり。本書に収められた御伽話のように一見単純なエピソード。しかし、その理解度によって得られるものは大きく違ってくることを幾度となく示唆している。多分、文字面だけで理解するだけではなく、実際にお経を唱えることでしか、その真髄に触れることができないのだろう。しかし、非信者である自分にはそれができない。そこに何とも言えないもどかしさを覚える。2021/11/01

みみずばれ

2
40年くらい前に書かれた本らしいが非常に読みやすい。実は釈迦は永遠の昔に悟りを得て仏として存在し続けているが生身の人間として生まれて死んでいった方が人々に教えを伝え易いので現在たまたま釈迦として姿を現しているというストーリーにより、教祖である釈迦への個人崇拝とその釈迦の説く永遠の真理への崇拝とを統合するという発想はスケールが大きくインド的であると感じた。長い時間努力を惜しまず一つ一つ積み重ねて解脱に至りましょうという態度は、何も仏教だけでなく日々の仕事や日常生活でもあるべき姿だろうと思う。2023/06/10

Chie Azuma

1
ふんわりわかった! みんなで幸せになろうよって書いてありました。 理解するのは一回じゃ無理、図書館に返してしばらくしたらまた読み直したい。2018/12/23

Haru

1
非常に分かりやすいです。2016/10/23

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