内容説明
あなたが創業した会社に名前をつけるなら、どうするか。通常は、業務内容だったり、あなたの名前だったり、会社の所在地だったりするだろう。あるいは、ストレートに主力商品を冠するか。が、世の中を見渡してみると、それだけでは判別のつかないものが少なくない。命名者たちは、社名の“数文字”にどういった思いを込めたのか。なかには、これこそ会社の存在意義そのもの―と感心させられるような名作に出会う。時代を経ると、社名の由来もまた、時の都合で書き換えられる。あるいは、社名自体が変更される。社名のウラにある話を知ることは、その会社を知ることでもある。
目次
第1章 似た社名でも無関係
第2章 もう覚えられない!銀行の名前は変わりすぎ
第3章 売れた商品名がそのまま社名に
第4章 社名はゲンをかつぐ
第5章 創業時はまったく違う業務内容だった!
第6章 社名は、社業を助ける?
第7章 海の向こうにもある社名ストーリー
著者等紹介
瀬戸環[セトタマキ]
千葉県生まれ。(株)G.B.ロンドン支社長。幅広いジャンルの著述・編集を手がけるが、メディア・コミュニケーションを学ぶため留学したのを機に、ロンドンに活動の本拠地を移す。日本とイギリスのコンテンツを相互に紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てながあしなが
4
もっと雑多な内容を期待していたが、そこまで情報量は多くない。なにより、知らなかった会社が多すぎて… 銀行の名前については、もっと銀行に詳しくなってから再読すれば面白く読めるのかも。 一番の衝撃は、ジュンク堂書店の由来が、工藤淳からってところかな。2017/06/06
はすのこ
2
これはトリビア本だなぁ…。2016/01/19
ぺーはーせぶん
1
面白かった。古い本なのですて。2024/06/24
横丁の隠居
1
思いがけず面白かった本。社名の由来は複雑になりがちらしい。それでも「系図」が出てきたのは何と言っても複雑な「銀行」、その他に「上島珈琲」「凮月堂」「毎日新聞」。企業名は確かにその企業の来歴を示すことが多く、面白いエピソードに満ちているのですねぇ。2018/10/22
Ponyo
1
よく耳にする会社の名前の由来を並べた本。へぇ〜、そうだったんだ!というものが多くて、親近感が湧いたりもする。創業者の想いが込められた社名も多く、イメージが変わるものも。銀行名の変わりっぷりだけは、へぇ〜というより苦笑って感じだけど(笑)JRの「鉄道」の「鉄」の右側が、正式には失うになっていない(金を失うで演技が悪いから「矢」になっているらしい)とか、思わず探したくなる小ネタも盛り沢山です。2013/04/30
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