内容説明
半世紀にも及ぶチベットの問題の核心・本質をわかりやすく解説。
目次
第1章 「チベット問題」とは何か(「チベット問題」とは、どんな問題なのか?;チベットは、いつ、「中国の一部」となったのか?;中国がチベットを手離したくない理由;チベット人は、世界は、何に最も憤っているのか?;チベット問題に口を出すことは、「内政干渉」か?)
第2章 「ダライ・ラマ法王」「チベット亡命政府」とは何か(ダライ・ラマ14世は聖人か、「暴動の首謀者」か?;ダライ・ラマ14世は、なぜ欧米セレブのカリスマか?;ダライ・ラマ14世の求める「高度な自治」とは?;「チベット亡命政府」には、憲法、内閣、裁判所がある;亡命チベット人学校に、教育の理想がある?)
第3章 「チベット問題」から見る、これからのアジアと世界(もうひとつの大国、インドのチベット問題;チベット問題に声を上げる中国の人々;チベット問題とアメリカ、そして台湾)
第4章 日本人と「チベット問題」(日本は、チベット問題をカードに使えばいい?;日本はチベット問題に、どう向き合うべきか;ゆめゆめ日本が「東の蔵」にならなしように;大きな転換期に立った日中関係)
著者等紹介
大井功[オオイイサオ]
1948年、長野県生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、ビジネスマンとして、アメリカ、シンガポール、タイに駐在しアジア各地での業務、会社経営を経験。90年代には、東南アジアの政府系企業、華僑系財閥企業とのジョイントベンチャーによるリゾート開発等を担当し、官民にわたる人脈を築く。現在は、実務者の体験を生かした視点から、現代のアジア情勢を分析した講義、研究を行なっている。現在は松蔭大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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