内容説明
日本人は、美術好きで歴史好き。この二つを満足させてくれるのが、骨董の世界だ。自慢できる骨董の一つくらいは私も、と考える人が増えている。ただ、海千山千の骨董商に贋物やハズレをつかまされるのではないかという不安もあろう。せめて悪い業者を見極めるコツを頭に入れておけば、被害は少ないはずだ。数多く現物に触れ、まず買ってみるのが、上達への早道だ。さまざまな魅力的な骨董と出逢えて、手軽に参加もできるのが、骨董市である。当日は朝早くから出掛けるため、前日は早々に就寝。一日中歩き回って、食欲も旺盛。中高年を元気にさせてくれる骨董市の楽しさをお届けします。
目次
第1章 一八歳で古美術商に弟子入り
第2章 古美術・骨董の世界を覗く
第3章 骨董市を歩く
第4章 趣味からプロの世界へ
第5章 骨董の値段のカラクリ
第6章 骨董ミニ知識
第7章 脱サラして骨董商になった人々
特別付録 全国骨董市ガイド
著者等紹介
細矢隆男[ホソヤタカオ]
1947年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。18歳から刀剣鑑定の勉強を始める。以後、日本の古美術・骨董を中心に陶磁器・絵画・仏教美術・彫刻作品まで研究の幅を広げ、西洋アンティークにも造詣が深い。骨董露天商、古美術店経営を手がけた後、日本初の古美術の総合学習機関「日本骨董学院」を設立し、学院長として指導に当たる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koki Miyachi
6
日本初の総合的な古美術と骨董が学べる「日本骨董学院」を設立した筆者による、骨董を仕事にしたい人たちのための指南書。自分は骨董屋になるつもりはないのだが、古く美しいモノに対する興味があって手に取ってみた。脱サラをして骨董露天商、古美術店経営を手がけた経験をもとに、骨董のプロの世界の常識や美意識、骨董の上手な楽しみ方を分かり易く説明してくれる。少しハードルが高かった骨董の世界が、身近に感じられるようになったのが大きな収穫だった。次の週末にでもどこかの骨董市に出掛けてみようか。2014/02/11
白山手賀
0
楽しさはよく伝わってきて、骨董市に足を運んでみたくなる。楽しさの中身は、自分でよく見て、買ってみて、経験して、勉強することで分かると。教えてもらうものではない、との至極まっとうなお話し。骨董世界へのウェルカム本です。2022/03/10