内容説明
中堅技術者の教育機関として工手学校が果たした役割を世に問う。
目次
1 工手学校から工学院大学へ(工手学校の創立期を飾った四人;工手学校物語―造家学科を中心に)
2 輝かしき先輩たち(山本鑑之進―日本近代建築の重要な場面に立ち会った;久保田小三郎―日本のアールヌーヴォーの誕生にその名を残す;矢部又吉―銀行建築の傑作が外壁保存されて二一世紀に残る ほか)
3 OBの足跡を追う(皇室建築と工手学校;建築コンペと工手学校;戦前期工手学校卒業生の台湾における活動―八板志賀助を事例として ほか)