内容説明
いまだわれわれを触発してやまないモダニズム建築。その生成の現場へ!日本独自のモダニズム建築を開花・発展させた30人。
目次
中村達太郎―亀裂の保存
佐野利器―都市・テクノロジー・ナショナリズム
角南隆―技術官僚の神域:機能主義・地域主義と“国魂神”
藤井厚二―藤井厚二という不安
今和次郎―ノート~『日本の民家』を中心として
アントニン・レーモンド―表現と表出と表象
村野藤吾―「社会的芸術」として構想されたもうひとつのモニュメンタリティの射程
小山正和―日本的モダニズムの雑誌編集人
上野伊三郎―さまよえる建築工芸
石本喜久治―「建築美」、その転換という作為〔ほか〕