内容説明
「ディテール」からひもとく近代建築の思考の痕跡。100を超える図版・写真とともに読む。
目次
1 柱の発見(原始の小屋(オーダー)―オーギュスト・ペレ
自由のフォーマット(ピロティ)―ル・コルビュジエ ほか)
2 インターフェースの変容(多様性の設計(装飾)―アドルフ・ロース
記憶の編集(コンクリート)―ル・コルビュジエ ほか)
3 スケールの技法(シンメトリーの迷宮(扉)―アドルフ・ロース
風景のモンタージュ(屋上庭園)―ル・コルビュジエ ほか)
4 運動する身体(階段を降りる裸体(螺旋階段)―ル・コルビュジエ
触る建築(把手)―ル・コルビュジエ ほか)
著者等紹介
後藤武[ゴトウタケシ]
1965年、横浜市生まれ。フランス語と表象文化論を学んだ後、健築に転向。東京大学大学院工学系研究科修士課程を終えて、隈研吾建築都市設計事務所で建築の修業をする。慶應義塾大学環境情報学部などで教鞭を執った後、2007年に後藤武建築設計事務所を設立。2012年、「空の洞窟」で神奈川建築コンクール優秀賞。設計のかたわらで近代建築史の研究を続け、2009年に東京大学大学院博士課程単位取得退学。現在、フランスにおける鉄筋コンクリートの起源をめぐる博士論文を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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