内容説明
建築文化シナジー第6弾。復刻版なのに、なぜか新しい。つくり、考え、またつくる。1作ごとの創作のプロセスが、気負いのない23のエッセイを通してゆったりと伝わってくるから。1991‐1999の積み重ねの先に、青木淳のいまがある。
目次
2006年初夏/復刻版
1991年から1992年秋/ビヒモス、ステーションズ、ヤクルト独身寮
1992年秋/H
1993年初春/新潟市民文化会館
1993年春/サバーバン・ステーション
1993年初夏/T
1993年夏/垂直動線体
1993年夏/C美術館
1993年晩夏/潟博物館
1993年秋/遊水館〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
227
青木淳建築計画事務所の1991年から1999年をたどる。青木淳は「つくられたものからつくり手の恣意を消したい」、「できるかぎり透明な存在でいたい」と言う。この言葉からすれば、それは個性を前面に押し出さないということなのだろう。ところが、彼の設計した建築物は、それにも関わらず十分に個性的である。例えば、1994年春の馬見原橋。熊本県と宮崎県の県境にある五ヶ瀬川に架かる橋である。直近に俵万智さんの『生きる言葉』を読んでいたものだから、そこに登場する五ヶ瀬中等学校(たくみんが通っていた)と、不思議な照応を⇒2026/04/30
miura-p
1
どうやら動線体、という概念が青木さんの建築にはとても重要らしい。それは目的空間と動線空間を分けて考える概念に対して、目的を繋ぐ意志を断ち、その内部に目的を含有した動線空間。ぼくにはそう解釈できた。語り口が優しく、きっとこの人は優しい建築をこれからも作っていくんだろうなぁと思った。2013/09/13
ふみえ
0
おもしろかった2011/06/01




