内容説明
在宅福祉の充実に向けて重要な役割を果たす人材であることを証明する資格として、「福祉住環境コーディネーター」が注目されています。医療、福祉、介護、建築、福祉機器・用具、行政施策や福祉施策に関する横断的な知識を有し、高齢者および障害者等の生活特性、心身特性にあわせた住環境整備のあり方を提案し実現するためのさまざまな調整を行う人材です。中でも、２級の資格を有する人は、より専門的に福祉の視点から住環境整備を推進する人を意味します。本書は、２級検定試験を受験しようとする人を対象に、過去の出題内容を解説し、合格に向けての実力向上を図ることをめざしたものです。２級の公式テキスト（東京商工会議所）に沿いながら、過去の出題を図解入りで詳しく説明し、今後の試験の予想問題も掲載しました。
目次
１ 福祉住環境コーディネーター試験とは―試験案内とその傾向
２ 基礎力を固めよう―過去問の理解が合格への早道（住環境における福祉の考え方；実践的住環境整備の意義；福祉住環境コーディネーターの役割と機能；住環境整備関連職への理解と連携；福祉住環境整備の相談の受け方・対応の仕方；高齢者・障害者に対する住生活関連諸施策 ほか）
３ 実力を試してみよう―予想問題の征服が合格への鍵（予想問題；解答と解説）
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