内容説明
抽象されたものではなく、身近なかかわりとしての「小さなコミュニティ」。建築には、人を支え、つなげる力がある。8人の建築家が語る8つのコミュニティづくり実践論。
目次
序 いま、なぜ小さなコミュニティなのか(渡辺真理;下吹越武人)
第1講 コ・ハウジング 人間の関係性をつくる空間装置(北山恒)
第2講 コモンからコミュニティへ(篠原聡子)
第3講 誰のものでもない場所(川辺直哉)
第4講 都市の建築、都市の生活(長谷川豪)
第5講 関係性の凝縮(鍋島千恵)
第6講 新しい集合のかたち(西田司)
第7講 世界の小さなコミュニティ(猪野忍)
第8講 1住宅1家族主義から地域社会圏主義へ(山本理顕)
著者等紹介
渡辺真理[ワタナベマコト]
1950年群馬県に生まれる。1977年京都大学大学院修了。1979年ハーバード大学デザイン学部大学院修了。磯崎新アトリエを経て、設計組織ADHを設立。現在、法政大学デザイン工学部教授
下吹越武人[シモヒゴシタケト]
1965年広島県に生まれる。1990年横浜国立大学大学院修了。北川原温建築都市研究所を経て、A.A.E.を設立。現在、法政大学デザイン工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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