内容説明
70歳にして愛着の家を手放し、あらためて高齢者用の家づくりを決意。しかし、苦難の連続。見積もりはオーバー、建築家はディテールにこだわり、約束の工期がすぎても家は建たず、前の家は引き渡して住む場所は…。七転八倒。果たして建築家との家づくりの顛末は…。
目次
序章 家づくりは80歳を考えて―完成予定26カ月前
第1章 まずは土地探しから―完成予定26カ月前から18カ月前まで
第2章 建築家決定、やることは山積み―完成予定18カ月前から0カ月前まで
第3章 最後の踏ん張り―完成予定日から本当の完成まで
第4章 ようやく完成―家遊びは永遠に続く
対談 家づくりで思うこと(中原洋;小川広次)
著者等紹介
中原洋[ナカハラヒロシ]
1935年、広島県生まれ。早稲田大学文学部卒業。博報堂などでコピーライターとして19年活動。1973年に最初の家「大和町の家」を建てる。1977年よりアメリカに遊ぶこと1年半、この間連れ合いに食べさせてもらう。帰国後フリーのライター、編集者として活動。建築、アート、旅行記などの連載執筆や企業誌の編集を手がけるほか、テレビのアート番組のアドバイザーも務め、活動の場を広げている。現在、「中原大久保坂口編集室」を共同主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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