内容説明
コルビュジエの作風は、一九二〇年代と一九五〇年代とでは全く違う。ひとりの建築家のものとは思えぬほどに、変化に富んだ作品軌跡を描いている。本書では、コルビュジエ作品の「持続する特徴」を具体的に追った。
目次
序章 「突出」と「窪み」―主役の複雑な成長過程
第1章 「横に凸型」と「逆L型」―持続する輪郭
第2章 「屋上板型」と「側面階段型」―持続する脇役
第3章 伸び上がる世紀末―斜面に立つ樅の木
終章 幸福な出会い/最後の夢
著者等紹介
越後島研一[エチゴジマケンイチ]
1950年神奈川県生まれ。1974年早稲田大学理工学部卒業。1981年東京大学大学院博士課程修了。現在、越後島設計事務所主宰。東京大学工学部助手、工学博士
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