内容説明
本書は、1975年に初版を刊行した、主として大学、高専における建築学の概論教科書。刊行以来、法規の改訂などに際し、そのつど手直しを行ってきた。今回、建築基準法の大改正を機に法規関係にとどまらず、全面的な見直しを行い、現代の建築を取り巻く諸問題にも対応できるような内容に書き改め、第三版とした。
目次
1 建築と生活(生活;生活と建築のかかわり ほか)
2 建築空間の果たすべき機能(建築意匠;建築空間の計画 ほか)
3 建築空間を囲む技術(建築をめぐる外力;建築シェルーターの構造材料仕上材料 ほか)
4 建築空間の規制と助長(建築空間の規制;住宅、都市空間の規制と助長)
5 再び建築学(結び)
著者等紹介
中島一[ナカジマハジム]
1925年滋賀県に生まれる。1947年名古屋工業専門学校(現名古屋工業大学)建築科卒業。1947~1962年竹中工務店名古屋支店設計部、建設省建設技官、滋賀県土木部建築課技師。1963年名古屋工業大学助教授。1968年愛知工業大学工学部教授。1993年愛知県工業大学名誉教授。1996年中国・湘潭大学名誉教授。2001年U.S.Aイオンド大学名誉建築学博士。現在彦根市市長
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