内容説明
本書は、現在の日本の大学、工業高校および専門学校の建築学科で行われている建築構造の教育に使われるテキストとして作られました。すべての学生に「構造の専門家になるための初歩」を教えようとする教材としてではなく、「これから建築を学ぼうとする人」を読者に想定し、構造の専門家でなくても、つまり「構造の専門家にならない人」でも、「このくらいは心得ておきたい」領域に内容をしぼって、広く浅く、そして楽しみながら建築の構造を理解していただけるように、このテキストはさまざまな工夫をこらして構成されております。
目次
1 建築の構造システム
2 木材系の構造システム
3 コンクリート系の構造システム
4 鋼材系の構造システム
5 膜材系の構造システム
6 建物を支える構造システム