内容説明
今日、建築資材の多くが工業製品化され、建主のニーズや建築をとりまく社会的環境の変化に伴い、設計という職能の領域や内容にも変化が見られるが、設計図書の役割など設計や監理の業務を進めるにあたっても見直すべき多くの問題が生じている。本書はこうした問題の多面性を総合的な視野の中でとらえ、設計図書を再考し、基礎的な問題のマスターと技術水準の向上を図るために、日常の業務に活用できる実用的な資料として分かりやすくまとめたものである。
目次
1 設計図をつくるに際して
2 設計者、監理者の業務と役割
3 プロダクト・マネジメント
4 設計図書の基本事項
5 建築設計プロセスと工事監理
6 計画保全
7 実例設計図集