出版社内容情報
吉田篤弘の真骨頂である短編集。読みやすく優しいお話は宝石箱を開けるような楽しみが詰まっている文庫本。「アヤトリとエリアシ」「イヤリング」「<りんご売り>と予言する犬」「エデンの森」「虹を見なかった日」など11本を収録。
【目次】
未定
内容説明
変わりゆく街にしがみついて暮らすアヤトリとエリアシ。百戦錬磨の便利屋が差し出す「偶然」と「運命」。〈りんご売り〉と予言する犬。物語のつづきを語り始めるトースター。神話の世界からぬけ出してきた年老いた百眼のアルゴス―。初書籍化作品を含むオリジナル短篇集。
著者等紹介
吉田篤弘[ヨシダアツヒロ]
1962年東京都生まれ。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による創作とデザインの仕事を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
9
「アヤトリとエリアシ」が印象に残った。 不思議な世界感を堪能できる短編集。2026/09/13
ゆうこ
8
吉田さんの本はどうしてこんなに優しいんだろう。『本に書かれているのは、どれも誰かの声で、そのひとはここにいないのだけれど、本を開くと、いつでもそこにあらわれる。そして、その声が雨粒の音のように気持ちを落ち着かせるものであるなら、つまらなくなったり、怒りたくなったりしたときに本を開いて心を落ち着かせたい』『信じる気持ちの数だけ神さまがいるんだよ』アルゴス専用の繋がった眼鏡はできたかな?アヤトリとエリアシは15分の壁が越えられたかな…気になることは色々あるけど。以前パロールジュレで挫折したけど今なら読めそう。2026/08/31
汲平
6
「アヤトリとエリアシ」の物語。硬い瓶の蓋を開けるために真夜中に呼び出されて、こぐたびにキコキコ鳴る自転車で15分。なんか青春だね。後日談の「虹を見なかった日」も温かな気持ちになる。「アルゴスの眼鏡」が「流星シネマ」の前日談なのはあとがきを読むまで気づかなかった(苦笑)。2026/09/10
マーチ
2
アヤトリとエリアシの話がやっぱり好き。 初読のものの中では「ファロファロ」が良かった。2026/09/09
bunca
2
アヤトリとエリアシの話は好きなので久しぶりだったが面白かった。格子柄のブランケットを敷き詰めた部屋での冬の読書。 流星シネマの前日譚は単行本未掲載なのか、単に読んだのを忘れたのか。 読んだ記憶のあるものと覚えのないもの混在している短編集でした。2026/08/31




