春陽文庫 吉田篤弘ペーパーバック<br> 奇妙な星のおかしな街で

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春陽文庫 吉田篤弘ペーパーバック
奇妙な星のおかしな街で

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  • サイズ 文庫判/ページ数 200p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784394905080
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

吉田篤弘ペーパーバックシリーズ第1弾。2020年弊社刊行の単行本の文庫化。読んだり、書いたり、笑ったり、考えたり、思い出したり、忘れたり、探したり、夢見たり、旅したり……エッセイ集。


【目次】

内容説明

人生の楽しみは、「幸福な時限爆弾」をいくつ仕掛けられるかにかかっている―。傷だらけの机に人の世を学び、笑うカラスに出会って、虹の根元を通り過ぎ、持ち運びのできる「夜」を夢想する。奇妙な星=地球の、おかしな街=東京に生まれ育った著者が、一度も行ったことのない「遠いところ」を望みながら、面白おかしく綴ったエッセイ集。

目次

遠いところ
「三」の効用
人生は計測である
傷だらけの古机
眼鏡をつくった日
笑うカラス
甘いコーヒー
幸福な時限爆弾
時刻表
身の程
引き出しの奥
天国の探偵
虹の根元を通り過ぎて
台所の時計
もうひとりの自分
涙の理由
逆転ホームラン
喫茶店にて
「夜」の箱
騙されたと思って
よそ見
夜に口笛を吹くと
普段着
さっ、さっ、さっ
この世は、さびしさでまわっている
まわれ、洗濯機
旅先で読む本
見えないもの

著者等紹介

吉田篤弘[ヨシダアツヒロ]
1962年東京都生まれ。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による創作とデザインの仕事を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ikutan

56
北海道新聞に連載されたエッセイに書き下ろしを加えた一冊。何気ない日常の中で気付いたできごと。そこから広がる豊かな想像力。軽快な文章でさくっと読めて、クスリと笑ったり、そうそうと共感したり。何れも吉田さんのセンスのよさが光るが、特に、『人生は計測である』『笑うカラス』『幸福な時限爆弾』『涙の理由』『騙されたと思って』の着眼点がユニークで面白かった。いつもながら洗練された装丁とスタイリッシュな挿し絵もいいね。2025/09/05

ユメ

18
吉田篤弘さんの文章は、読んでいてとても心地よい。小説でもエッセイでも、いつまでもその世界に身を浸していたくなる。「どうして小説を書くのか」という問いに対する「自分を楽しませるためです」という答えは、心に留めておきたい。私も趣味で文章を書くけれど、それはいつでも自分を楽しませるもの、自分が読みたいものでありたいなと思ったのだ。文庫化にあたって再読して、未来の自分を楽しませることの大切さを改めて教わったし、そのために工夫を凝らすことを「幸福な時限爆弾」と呼ぶ、篤弘さんの名付けのセンスがやはり好きだ。2025/08/26

阿部義彦

12
これも春陽堂文庫です。前に読んだのは春陽堂文庫の日下三蔵さんの編んだ、探偵小説篇シリーズの一冊でしたがこれは同文庫で新しく始まった吉田篤弘ペーパーバックシリーズの第二弾です。クラフト・エヴィング商會の片割れである吉田篤弘さんの作品を著者自身が納得のいく様にデザインしました。過去の作品をリライトしたり書下ろしを加えたりして、新しい作品にしたり、著者の好きなように自由自在に作っていくそうです。装幀も洒落てるし中身もカラーの掛け線を使ったり、一つのかけがえのない作品となってます。第一弾も買おう!春陽堂やるな〜2025/09/12

yuui

10
人間なんてなんてちっぽけな存在なんやと、この本を読んだらそんな事を思ってしまうんやけど、まぁ2.3日もしたらそんな思いすらも忘れてしまうんやけど🙃 うん、相変わらず心地よいな吉田篤弘!2025/09/13

つなきち

3
北海道に行ったことがない吉田さんが北海道新聞の連載エッセイで書いたものたちに 書きおろしを少しプラス。装丁がめちゃめちゃかっこいい。中のイラストも、書体も、緑の枠も 何もかも。文庫とは思えない完成度で、その点でも満足度が高いです。「三」の効用、傷だらけの古机、幸福な時限爆弾、天国の探偵、「夜」の箱、さっさっさっ、旅先で読む本、見えないもの が特にお気に入り。2025/08/20

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