講談社文庫<br> 失敗学実践講義 文庫増補版 (文庫増補版)

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講談社文庫
失敗学実践講義 文庫増補版 (文庫増補版)

  • 畑村 洋太郎【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2010/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062766135
  • NDC分類 509.8
  • Cコード C0195

出版社内容情報

六本木ヒルズの回転扉事故やJALの連続トラブルなど、具体的な失敗例をもとに、危機回避の要諦と方法を説く実践書緊急加筆
失敗は現地・現物・現人の「三現」で学べ!
JAL経営破綻、トヨタのリコールはなぜ防げなかったのか?

事故や失敗は必ず起こるもの。重要なのは、その失敗から何を学ぶかである。電車脱線、回転ドア死亡事故、金融システム障害など、さまざまな場面で発生した実例を徹底的に解明。またJALの経営破綻、トヨタのリコール問題についても緊急補稿。失敗学を生かせば、あなたの仕事や組織は、確実に強くなる!

はじめに
「失敗まんだら」について
第1講 想定され得ることは必ず起こる(六本木ヒルズの大型回転ドア事故)
第2講 人の注意力には限界がある(日本航空の連続トラブル)
第3講 追いつかなかった企業改革のスピード(JR福知山線脱線事故)
第4講 ゼロからつくり直すことの大切さ(金融システムの失敗)
第5講 見たくないものは見えない(リコール隠し)
第6講 起こる前に起こった後のことを考える(火災に学ぶ)
第7講 それぞれの立場から見える風景(JCO臨界事故)
第8講 トップの孤独(ロケットの打ち上げ失敗)
第9講 「現地」「現物」「現人」が理解の基本(JR羽越線脱線事故)
おわりに
補 講 文庫増補版 終章(日本航空の破綻・トヨタのリコール)


畑村 洋太郎[ハタムラ ヨウタロウ]
著・文・その他

内容説明

事故や失敗は必ず起こるもの。重要なのは、その失敗から何を学ぶかである。電車脱線、回転ドア死亡事故、金融システム障害など、さまざまな場面で発生した実例を徹底的に解明。またJALの経営破綻、トヨタのリコール問題についても緊急補稿。失敗学を生かせば、あなたの仕事や組織は、確実に強くなる。

目次

第1講 想定され得ることは必ず起こる(六本木ヒルズの大型回転ドア事故)
第2講 人の注意力には限界がある(日本航空の連続トラブル)
第3講 追いつかなかった企業改革のスピード(JR福知山線脱線事故)
第4講 ゼロからつくり直すことの大切さ(金融システムの失敗)
第5講 見たくないものは見えない(リコール隠し)
第6講 起こる前に起こった後のことを考える(火災に学ぶ)
第7講 それぞれの立場から見える風景(JCO臨界事故)
第8講 トップの孤独(ロケットの打ち上げ失敗)
第9講 「現地」「現物」「現人」が理解の基本(JR羽越線脱線事故)
補講 文庫増補版終章(日本航空の破綻・トヨタのリコール)

著者等紹介

畑村洋太郎[ハタムラヨウタロウ]
1941年東京生まれ。東京大学工学部機械工学科修士課程修了。東京大学大学院工学系研究科教授、工学院大学グローバルエンジニアリング学部特別専任教授を歴任。東京大学名誉教授。工学博士。専門は失敗学、創造的設計論、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。2001年より畑村創造工学研究所を主宰。’02年にNPO法人「失敗学会」を、’07年に「危険学プロジェクト」を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

37
2006年刊。失敗や事故の原因を分析して背景や教訓を考える一冊。JR西日本の福知山線事故、東海村のウラン臨界事故などが取り上げられます。 組織の考え方や風土は一朝一夕には変わらない。ミスを責めるのではなく改善するための機会と考える。使う人が自分で考えてマニュアルを作ることで組織の体力が高まる。世代が完全に入れ替わる30年ごとに事故や見落としが繰り返される。専門的な知識を深めながら全体像を把握するには、パターンに要素を当てはめる「思考展開図」が有効。失敗学を発展させた「危険学」にも触れたくなりました。2019/10/27

Francis

17
「失敗学のすすめ」の続編。こちらは具体的な例を取り上げて考察している。第3講のみずほ銀行が3行合併後のシステムをどうしてゼロから作り直せなかったか、第6講の三菱重工の客船ロイヤル・プリンセスの火災後の対応の良さ(これは全く知らなかった)、第8講のJAXAの理事長を務められた山之内秀一郎さんのエピソードが印象に残った。第9講の「現地」「現物」「現人」でなければ真実は見えない、との畑村さんの感想は全くその通りであると思う。2018/03/24

isao_key

16
本書では、実際に事故となった事案を検証し、その要因と対応、その後の処置について詳細に書かれている。同じ事故が起こるのをなぜ防げないかについて、事故や失敗の事例集のほとんどは、読む人たちのためにかかれておらず、読んでも頭の中に入らず、自分の行動に結び付くような形になっていないためだと言う。金融システムの失敗では、決定権を持つトップが求められている役割を考えずに「従来の延長でやっていればそれでいい」というぬるい経営判断を行った結果の失敗であったことが書かれている。トップに意識改革がないのは日本の大企業に多い。2017/04/03

奏市

13
失敗学についての本はたしか2冊目。六本木ヒルズの回転ドア事故や福知山線脱線事故など衝撃大きかった実例を取り上げ、失敗はどのように起こるかを纏めたもの。事例は工学的な内容が多いが、結局はやはり人間の判断ミス、怠慢、予見不足等の基本的事柄に原因はあり、大事故に限らず日常の車の運転や日頃の会社組織での仕事にも応用できる考察内容となっている。何事においても現地、現物、現人にあたれとの「三現」を強調し、「見ない、考えない、歩かない」の「三ナイ」に陥るなと力説してある。重大事故の「30年の法則」は頭に留めておきたい。2021/12/13

エリナ松岡

9
順番としては『失敗学のすすめ』で著者の主張を十分に理解してからこちらを読むのがいいのでしょうが、他人に薦めるなら実際の事例を軸に構成されたこちらの方が断然のめり込んで読んでもらえるように思います。今となっては昔話の、長いこと忘れていたそれぞれの大事故について、著者なりの実地調査による分析は「失敗学」云々を抜きにしても読む価値があると思います。2015/12/02

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