春陽文庫 久生十蘭時代小説傑作選 2<br> 無惨やな―久生十蘭時代小説傑作選〈2〉

個数:

春陽文庫 久生十蘭時代小説傑作選 2
無惨やな―久生十蘭時代小説傑作選〈2〉

  • ウェブストアに48冊在庫がございます。(2025年05月13日 02時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 404p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784394905042
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「小説の魔術師」と呼ばれた久生十蘭による最盛期の時代小説傑作選、第二弾。表題作「無惨やな」ほか全10話を収録。

?収録作品
三笠の月
遣米日記(直木賞候補作)
亜墨利加討
信乃と浜路
藤九郎の島
ひどい煙
ボニン島物語
呂宋の壺
無惨やな
奥の海

「一人であればこそ歌うのだ。歌あればこそ広がるのだ。久生十蘭の文体の持つスピードの異質は、それ自体が“歌”であるからこそだと思う。」橋本治【作家】(『ユリイカ1989年6月号 特集=久生十蘭』より)

解説―日下三蔵
装画―YOUCHAN
装丁―髙林昭太

内容説明

現在の前橋を領土とする酒井家十五万石、十代目雅楽頭忠恭は、老中となったものの重責に耐えられず苦悩していた。それを察した家臣・犬塚又内は国家老・本多民部左衛門と相談し抜け道を使って、雅楽頭の老中解任と姫路への国替えを工作し成功させる。雅楽頭は祝宴を開き、皆に褒美を与え犬塚を江戸家老に昇進させた。しかし、ひとり納得できない首席国家老の川合蔵人は…。(無惨やな)“小説の魔術師”と呼ばれた久生十蘭の時代小説10作品を収録!

著者等紹介

久生十蘭[ヒサオジュウラン]
1902(明治35)年、北海道に生まれる。本名・阿部正雄。新聞記者などを経て、1933(昭和8)年から雑誌「新青年」に翻訳、ユーモア小説、著名人インタビューなどを寄稿。1936(昭和11)年から久生十蘭のペンネームを主に使用した。1952(昭和27)年、「鈴木主水」で第二十六回直木賞を受賞。1957(昭和32)年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kotaro Nagai

8
十蘭の時代物を集めた短編集2分冊の2。昭和17年~31年の表題作を含む10編を収録。すべて河出文庫既刊の短編集7冊のどれかに収録済み。十蘭の時代物は他の時代小説作家とは一味違った着眼点が面白い。「遣米日記」は幕末万延遣米使節の旅行記だが筆者は刑部鉄太郎という下役。実在の人物だが果たして当人は日記を残したかどうか。「ボニン島物語」は小笠原群島に盛岡の南部藩が関係する話。こういった海洋ものがユニーク。「無惨やな」は「鈴木主水」とともに武士道の忠義を硬質なタッチで描く十蘭ならではの作品を堪能できる。2025/04/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22500438
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品