春陽文庫 久生十蘭時代小説傑作選 1<br> うすゆき抄―久生十蘭時代小説傑作選〈1〉

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春陽文庫 久生十蘭時代小説傑作選 1
うすゆき抄―久生十蘭時代小説傑作選〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 440p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784394905035
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

鬼才・久生十蘭による最盛期の時代小説傑作選、第一弾。表題作「うすゆき抄」ほか全9話を収録。

?収録作品
無月物語
うすゆき抄
鈴木主水(直木賞受賞作)
玉取物語
重吉漂流紀聞
新西遊記
湖畔
公用方秘録二件
 犬(直木賞候補作)
 鷲
弘化花暦

「歴史小説(小説になつていればのことだが)には全然気がないけれども、創作を実録らしく見せかけるのは、もつとも好むところだ。」久生十蘭(『直木賞作品集 2』より)

解説―日下三蔵
装画―YOUCHAN
装丁―髙林昭太

内容説明

江戸前期の仮名草子『薄雪物語』を軸にした、儒学生・風摩大炊介と小田原の豪商の娘・賀茂行子の悲恋の物語。偶然同じ渡し舟に乗り合わせて出会うふたり、誠実で凜々しい大炊介と純情無垢な行子は互いに惹かれ合う。しかし、ふたりの家は過去五百年にわたり争いを続けてきた代々の宿敵であった。単なる偶然ではなく因縁にも見えるこの出会いの結末は…。(うすゆき抄)“小説の魔術師”と呼ばれた久生十蘭の時代小説9作品を収録!

著者等紹介

久生十蘭[ヒサオジュウラン]
1902(明治35)年、北海道に生まれる。本名・阿部正雄。新聞記者などを経て、1933(昭和8)年から雑誌「新青年」に翻訳、ユーモア小説、著名人インタビューなどを寄稿。1936(昭和11)年から久生十蘭のペンネームを主に使用した。1952(昭和27)年、「鈴木主水」で第二十六回直木賞を受賞。1957(昭和32)年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kotaro Nagai

7
十蘭の時代物を集めた短編集2分冊の1。昭和15年~27年の表題作含む11編を収録。うち7編は昭和27年刊の文芸春秋新社の同名短編集をそのまま収録。「無月物語」「鈴木主水」「玉取物語」「重吉漂流紀聞」「湖畔」「公用方秘録二件」は既読。表題作、「新西遊記」「弘化花暦」の3編は文庫初収録と思われる。「無月物語」はあたかも平安時代の説話に題材をとった作品と見せて実は16世紀ローマのベアトリーチェ・チェンチによる尊属殺人を平安時代に置き換えた作品。虚実を巧みに操る「小説の魔術師」十蘭マジックが楽しめる作品集。2025/04/16

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