春陽文庫<br> 乱世玉響―蓮如と女たち

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春陽文庫
乱世玉響―蓮如と女たち

  • 皆川 博子【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 春陽堂書店(2025/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784394905011
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

真宗王国を築き上げた蓮如は常人を超えた精気の人。5人の妻に、27人の子を産ませた。後に足利義政の側室となる娘、万寿の目を通して、産み疲れて死んだ母への憐憫、教線をひろげるためにわが子を利用する父への不信・憎悪を凄絶に描く歴史小説。

内容説明

室町時代中期、やさしく宗旨を説くことで幅広い民衆の帰依を得て強大な浄土真宗の基盤を作り上げた、中興の祖・蓮如。彼は八十五歳で没するまでに五人の妻をめとり、二十七人の子をもうけたという。その娘のひとり・万寿は、お上人様の子と周囲にかしずかれながらも疎外感と空虚さを抱えていたが、避難先の堅田で湖賊の娘・乙女と出会い、少しずつ変化してゆく。度重なる他宗からの攻撃、戦乱、そして父・蓮如に翻弄されつつ、万寿はみずからの生きる道を模索してゆく。少女たちの透明なまなざしを通して蓮如とその時代を描く時代長篇。

著者等紹介

皆川博子[ミナガワヒロコ]
昭和4年(1929年)、京城に生まれる。1972年、少年向け時代小説『海と十字架』でデビュー。1973年、「アルカディアの夏」で第二〇回小説現代新人賞を受賞して本格的に活動を開始。推理小説、幻想小説、時代小説、西洋歴史小説の各ジャンルを横断して多彩な作品を数多く発表している。日本推理作家協会賞、直木賞、柴田錬三郎賞、吉川英治文学賞、本格ミステリ大賞、日本ミステリー文学大賞、毎日芸術賞、第三十四回紫式部文学賞(2024年)を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちよう

0
どうせ子供を産むのなら、乙女との子が欲しい。万寿の言葉が重い。虚しさを抱えながらそれでも生き続けた万寿と、死を選んだ乙女の差はどこにあったんだろう。乙女の「否!」に応えた万寿は、乙女の救いであったとは思う。2025/08/03

hanako20220810

0
物語の時代は、応仁の乱らへんで、戦国時代の一翼を担ってる本願寺の教主のお嬢様が主人公の1人だから、時代物のジャンルなんだろうけど、毒父親をものすごく憎んでる少女の話でした。筆者のあとがき読んで納得。少女の頃のスレでない心で怒ったりやるせない感情を持て余す時の感覚がふっと蘇るようでした。蓮能が湿度高くない女性で好き。2025/07/10

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