著者等紹介
宮川健郎[ミヤカワタケオ]
1955年東京生まれ。立教大学文学部日本文学科卒。同大学院修了。現在武蔵野大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Нелли(ネリ)
1
有名どころからたぶんあまり知られていないものまで(『革トランク』を読むたび何なんだこれはと思う)、完全な空想童話から現実の岩手そのものにかなり近いのであろう話まで。敢えて銀河鉄道でなくひかりの素足なのは何故だろう? 「自分が賢治の童話集を作るとしたら何を入れるか」妄想で時間を潰せる自信はあるし、人のプレイリストを見るのも楽しい2018/04/13
サクラ青木
1
毒もみの好きな署長さんは、最初内容がよくわからなくて、ネットで概要を確認してしまった(笑)特に好きな話は、狐の様子が実に可愛らしい「雪渡り」や、グスコーブドリ、セロ弾きのゴーシュ、1番泣いたのが、よだかの星でした。独特の唄や、輝く描写が素敵でした。2012/10/19
三木
1
最初のほうのシニカルな話も、グスコーブドリや風の又三郎みたいなちょっと悲しいような話もどちらも深くて面白いですね。流れるようなひらがなや片仮名で表わされる独特の擬音語もすばらしいです。小学生のころ、「くしゃくしゃになった顔」が戻らないのがなんとなく怖かった記憶が。2010/12/19
ホークス今季はAクラス!
0
昔、国語の教科書で出て来た「やまなし」、「注文の多い店」、「セロ弾きのゴーシュ」、「よだかの星」などは凄く懐かしく感じましたし、そのほかの話も自然や人の命を大切にする話が多く、宮沢 賢治が今の世に生まれていたら農水大臣に向いているのではないか?!と思いました。 宮沢 賢治が描いた話の舞台について最後に解説が載って いました。2025/05/25
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