内容説明
小さなもの、身近な物、あなたの“好き”を見つけませんか?童謡詩人金子みすゞ厳選の35作品。
目次
春の朝
早春
野焼とわらび
蜂と神さま
薔薇の根
土
草の名
御殿の桜
鯨法会
王子山〔ほか〕
著者等紹介
金子みすゞ[カネコミスズ]
本名金子テル。明治36年(1903)、山口県仙崎村(現・長門市)に生まれる。二十歳の頃から「金子みすゞ」のペンネームで雑誌「童話」「赤い鳥」などに投稿を始め、西條八十に高い評価を受ける。二十三歳で結婚。一女をもうけるが昭和5年(1930)二十六歳で命を絶つ。死後五十年以上経て、埋もれていた遺稿が発見され、全集等が出版されみすゞブームがおこる。地元長門市に建つ「金子みすゞ記念館」には訪れる人が多く、高い人気を保つ童謡詩人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひなにゃんこ
5
★4 先に読んだ『永遠の詩』と被ってる作品は別にして、お初の作品では、「雀のかあさん」と「みんなを好きに」が好き。特に雀のは泣きそうになった。世の中のありとあらゆるものに向けられた、優しい眼差し。「何といういたわりと友愛!」(ナウシカの大婆様のセリフ…f^^;)。みんなにこんな風なものの見方ができたら、世界は平和なのになぁ。 三瓶さんの粘土細工もかわいかった。 →2012/05/15
aoya513
2
泣けた。2016/02/09
pocco@灯れ松明の火
2
私は「海とかもめ」が好き。みすず特有のリズム>参加した朗読会の発表練習本、私は自宅で復習。三瓶さんの人形も可愛い。2011/02/15
鍵盤の上で指を踊らせる詩人
1
それぞれ、欠点があるけれど、長所もある。人間にも、鈴にも、 小鳥にも、欠点はあるけれど、それぞれ、良いところがある。『私と小鳥と鈴と』という詩を読んでいて、色々と考えさせられた。 良いところより、嫌なところが目について、人を尊重することや理解することには非常に難しさを感じます。世の中には、表現が不器用で、口下手で、あまりほめてくれない人がいる。その人は、何故か、私の短所ばかり言う。正直へこむし、やる気が起きない。個性を認められていない気がして、悲しい。長所を言われたら、やる気が出るので、長所を言われたいよ2011/05/05
水
0
詩っていいよ!2011/02/08




