内容説明
心から故郷を愛し、心から人を愛した白秋。小さきものへの優しい眼差しは、言葉の宝石となった。児童文学研究家・上田信道の明解な解説、評伝、年譜つき。この一冊で北原白秋童謡のすべてがわかる。
目次
蜻蛉の眼玉
夕焼とんぼ
お祭
鳰の浮巣
金魚
雨
赤い帽子、黒い帽子、青い帽子
曼珠沙華
とおせんぼ
山のあなたを〔ほか〕
著者等紹介
上田信道[ウエダノブミチ]
大阪生まれ。児童文学研究家。日本児童文学学会、雨情会会員。大阪教育大学大学院修了後、大阪府立高校の教諭・大阪国際児童文学館主任専門員を経て、神戸親和女子大学非常勤講師など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春
7
読了。童謡って、味わい深くて良いなぁと思いました。知ってる童謡は3つしかなかったので、後は詩を読むような感じで読んで見ました。どのうたも、その景色や気持ちが、読んだ瞬間に心に浮かんできます。2013/05/08
ホレイシア
3
文化財指定してほしい(笑)。
藍
1
童謡だけでなく、解説も書いていて大変面白い。「五十音」という童謡は今でも発音、発声練習として使われているし、読んでいて楽しい。2016/12/13
Y.U
1
眺めていると楽な感じになってくる。自分では普通と思っていてもささくれているのでしょうか?2014/01/27
きょんちん
0
「子どもの本」セミナー受講のため購入★