江戸川乱歩文庫<br> 幽霊塔

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江戸川乱歩文庫
幽霊塔

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  • サイズ 文庫判/ページ数 405p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784394301615
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

莫大な財宝を秘めた幽霊塔の謎。物語は複雑巧妙に、意表をつく面白さで展開!長崎県の山に包まれた片いなかに、叔父が買い取った化け物屋敷を見に行った、青年・北川。
幽霊塔と呼ばれる不気味な時計塔のある屋敷で、世にも美しい絶世の美女と出会った北川は、彼女の虜となってゆく…。
妖しい美女と、莫大な財宝を秘めた幽霊塔の謎とは!?

江戸川乱歩[エドガワランポ]
著・文・その他

落合教幸[オチアイタカユキ]
解説

内容説明

退職判事である叔父の児玉丈太郎が長崎県にある洋館を購入することになり、「私」北川光雄はその屋敷の検分に訪れた。幕末の豪商渡海屋が建築した大きな時計塔を持つ西洋館であった。渡海屋はその時計塔に閉じこめられ、財宝とともに失踪したという伝説があった。その後に屋敷を手に入れた元奉公人のお鉄婆さんは養女によって殺害され、両者の幽霊が出るとの噂が立っていた。私はその屋敷で野末秋子という女性に出会う…

著者等紹介

江戸川乱歩[エドガワランポ]
1894‐1965。明治27年10月21日三重県に生まれる。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和2年までに「D坂の殺人事件」「人間椅子」「パノラマ島奇談」などを執筆する。休筆を挟んで「陰獣」「芋虫」「孤島の鬼」などを発表。昭和4年の「蜘蛛男」より娯楽雑誌に長編を連載、「魔術師」「黄金仮面」「黒蜥蝪」など。昭和11年から「怪人二十面相」を少年倶楽部に連載、少年探偵シリーズは晩年まで続く。同時期から評論も多く手がけ、「鬼の言葉」(昭和11年)「幻影城」(昭和26年)などにまとめられる。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任。昭和40年7月28日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まさ☆( ^ω^ )♬

10
これはかなり面白かったです。解説によると、『灰衣の女』というイギリスの小説家による作品が原作。黒岩涙香が翻案し、江戸川乱歩が書き直したのが本作との事。これは知らなかったなあ。波乱に富んだ展開で、最後まで飽きずに楽しめました。明智小五郎ものより面白いのでは?しかし、主人公の北川光雄がちょっと情けないんだよな〜。イラッとさせられるキャラでした。2021/09/20

みさ

7
面白かった。これぞ推理小説!て感じ。(あんまり推理小説しらんけど)。最初から判りやすい伏線がちらほらあるけど先がわからない。事件が事件を呼び次は何が起こるのかハラハラドキドキ。テンポ良く進む物語展開。絡み合う人間模様。わざとかどうかわからんけど、ええ男風に描かれてるにどこか情けない主人公。(愛すべき主人公かもしれないけど私は好きになれんかった)。さすが江戸川乱歩さん!と思ったら元になった翻案探偵小説があるらしい。黒川涙香が書いたらしい。そちらも読んでみたい。ちなみに原作はC.N.ウィリアムスン『灰色の女』2021/09/26

白いカラス

3
原作は「灰色の女」という作品で黒岩涙香さんの翻訳そして江戸川乱歩さんが書き直しをした作品であるとのこと。灰色の女や黒岩涙香さんの作品は読んだことがありません。明智小五郎はもちろん出てきませんが、スリリングで一気読みでした。 2024/01/19

アルクシ・ガイ

3
青空文庫の黒岩涙香版を読もうとして、何度か挫折しましたっけ。2022/05/16

Melody_Nelson

3
連休、大きな用事もなかったので、むさぼり読む本を欲し、乱歩をチョイス。リライト作品なので、おどろおどろしい描写は乱歩にしては少ないし、途中から、何となく犯人だったり流れもわかってくるのだが、それでも「そう来たか!」と思うこと多々で、楽しめた。2020/09/22

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