春陽文庫<br> 士、意気に感ず―小説・竹中半兵衛

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春陽文庫
士、意気に感ず―小説・竹中半兵衛

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784394141082
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

曾て唐土に孔明諸葛亮有り、本朝に楠正成有りて…まこと稀世有代の軍師と謳われたり。さり乍ら現今此処美濃国に、先師両者に勝るとも劣らざる大軍師、大兵法家現れたり。その名を竹中越中守半兵衛重治とぞ申す―と、江戸初期の『尾張軍記』に記されている。かくのごとく、その知謀は当時の野心ある大名武将にとってはまさに垂涎の的だったが、頭こそ丸めてはいないがすでに世捨人のつもりの23歳の半兵衛は、血なまぐさい戦国の風を吸いたくもなく、花鳥風月を友としてここ栗原山の草庵に隠棲を決め込んでいた。だがここに、三顧の礼をもって半兵衛を迎えようとの男があった。天下を狙う“尾張の暴れん坊”は織田信長の足軽頭、木下藤吉郎という男であった。―豊臣秀吉の天下奪りを陰で支えた軍師、“知謀の人”竹中半兵衛を描く歴史時代長編作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

3
竹中半兵衛を描いた作品。まさに今孔明ともいうべき存在で描かれており、いろいろ発明(紙筒砲など)をしていたりするが、初めて聞いたので史実かどうかは不明。秀吉の発言はほぼすべて半兵衛からの案というのはやり過ぎなところも否めないが、北伊勢攻略戦とか他ではあまり書かれてないこともあるので、悪くはない。なぜか嫡子の重門が出てこないのが不思議である。2014/09/02

もだんたいむす

0
2013.09.27 読了2013/09/27

エリ

0
半兵衛が好きなので読んだ。半兵衛の描かれ方は好きだが、歴史としては調べ足りないのか、あるいは意図的になのかは不明だが、少し違うのでは?という部分がある。とりあえず、雑賀は「さいが」ではなく「さいか」です…。2010/04/10

ホームズ

0
1996年6月14日初読。

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