出版社内容情報
阿字観瞑想の第一人者、山崎泰廣著『真言密教 阿字観瞑想入門』（小社刊）は、阿字観や月輪観などの真言密教瞑想法について、思想・実践の両面から本格的な解説を施したものとして、幅広い読者層から支持を受けています。本書は、この書物の続編として、より実践面にウエイトを置いて瞑想法の解説を詳細にし、付録として、著者自身の実地指導による月輪観や阿字観のＣＤを付け、さらに質疑応答篇も加えて、真言密教の入門書としての機能ももたせた密教瞑想法の画期的な実践マニュアルです。
内容説明
「阿息観」「月輪観」「阿字観」の解説と実践。基本となる密教瞑想法について、著者の肉声による瞑想指導のＣＤを付し、自宅でも実修できるようにした画期的な書。空海請来五鈷鈴（国宝）の神韻も収録。
目次
第１部 思想篇―密教瞑想の基礎（人類の進化に役立つ阿字観瞑想法；真言密教の瞑想法；御請来五鈷鈴の振鈴）
第２部 実践篇―密教瞑想の実地指導（阿息観；月輪観；阿字観）
第３部 質疑応答篇―真言密教理解の手引き（真言密教とは？；真言密教の教学とは？；真言密教の特色は何か？；真言密教を日常生活に生かす；真言密教の瞑想法とは？）
著者等紹介
山崎泰廣［ヤマサキタイコウ］
１９２９年、神戸市に生まれる。５４年、高野山大学大学院密教学科修了。宮島弥山で虚空蔵求聞持法成満。傳燈大阿闍梨。密教学芸賞受賞。高野山真言宗大僧正。高野山阿字観指導者養成講習会伝授阿闍梨。碩学。現在、種智院大学名誉教授。真言宗常光院名誉住職。（１９６８年より、密教の源流と瞑想に関する研究・修行・講義のためインド・ネパール・タイ・カンボジア・スリランカ・中国・アメリカ・イタリア・スイスなどを踏査。）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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