内容説明
ピアニストと作曲家のこころの対話。バッハからドビュッシーまで代表的な作曲家7人。それぞれの音楽の個性と音の響きの違いを、独特の語り口による解説と、魅力あふれる演奏で示す。
目次
バッハの装飾音奏法
バッハ『マタイ受難曲』より―ソプラノのアリア「愛の御心から」
モーツァルト歌曲『すみれ』対訳
作曲家について、演奏について(1994年のインタビューより)
インタビュー 弾くことと書くこと
5つのワルツ
メイキング・フォト・アルバム
著者等紹介
井上直幸[イノウエナオユキ]
ピアニスト。1940年生。桐朋音大で大島正泰に、フライブルク国立音楽でE.ピヒト=アクセンフェルトに学ぶ。ミュンヘン国際コンクール入賞。武庫川女子大学名誉教授。リサイタル、室内楽、オーケストラとの共演など多彩な演奏活動を行ない、その演奏は「音楽に対する深い洞察力」「自然で豊かな表現力」「色彩感に富んだ響き」など高い評価を得た。2003年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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