感想・レビュー
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新父帰る
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1986年12月刊。著者は英国空軍の一員として1946年6月岩国基地に赴任。赴任前から日本に興味を持ち、日本語を学ぶ。その後外交官試験に受かって1980年に駐日英国大使として赴任。日本全国を回り、各地の訪問記を本書に記す。書の中で戦後の英国の非植民地化措置(インド等)についての語りに注目。この措置を後退とは捉えず、自然の成り行きのプロセスの一部と考える。この措置は民族主義的圧力の結果ではなく、英国の慎重な政策措置であると。また、植民地領においてはその国々の国民の福祉に尽力したとしゃあしゃあと述べている。2022/05/28
夢仙人
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素晴らしい日本評論2023/04/08