出版社内容情報
伝統と革新、保守と前衛、西洋と日本--芸術創造の展開は、現代において多様な傾向を示している。昨今の音楽と芸術のありようを照射しつつ、創造行為の本質を検証する試み。
内容説明
音楽はどこにあるか、創造の磁場の問題圏。音楽のなかの状況、状況のなかの音楽。
目次
創造の磁場―ニッポンの音楽とは何か
懐疑への道―音楽における前衛の位相
波涛を越えて―音楽の移植と自生のはざまで
芸術の社会化の話
ユートピアと音楽
政治と音楽―第三帝国の嵐
現代史の刻印のある音楽
マス・メディアのなかの音楽
芸術の終焉―直面する現実
芸術の危機―この現代の転換期
芸術家の死―あるいは文化英雄の神話の崩落
著者等紹介
福田達夫[フクダタツオ]
1930年宮城県生れ。1953年東京大学文学部美学美術史学科卒業(美学専攻)
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