内容説明
ただ音楽のために生涯を捧げた“ミュンヘンのカントール”。指揮者として、オルガニストとして“バッハ解釈の規範”となりえた内実を探る。
目次
第1章 魂の表現者―バッハとリヒター
第2章 バッハ解釈の礎―指揮者として
第3章 霊感が降りてくるとき―鍵盤楽器奏者として
カール・リヒター フォトアルバム
第4章 演奏解釈の地平―何を、いかに
第5章 伝説の向こう側―日本のリヒター受容
第6章 新時代への架け橋
著者等紹介
野中裕[ノナカヒロシ]
1966年、東京に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業後、笠原潔氏(音楽学)の指導のもと放送大学研究生を修了。東京都立高等学校に教諭として勤務のかたわら、1990年、ルネサンス・バロック音楽を専門に歌う「合唱団スコラ・カントールム」を設立してその指揮と運営にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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