出版社内容情報
名ピアニストの作成例、作曲家、演奏時間、聴衆の好み等からその特徴を分類。曲のポイント、演奏アドヴァイスも交え、平易に解説。
内容説明
さあ、どんなリサイタルをひらこうか?名ピアニストの実例とバッハからメトネルまで450曲。3つのタイプによるプログラム作成マニュアル。
目次
1 序論
2 プログラムの実際
3 プログラムを作ってみる
4 自由に作ったプログラム
5 終わりの章にかえて
スペシャル・ページ―リサイタルで演奏された曲目一覧
著者等紹介
千蔵八郎[チクラハチロウ]
1948年に東京音楽学校(現・東京芸大)を、54年に東京芸術大学音楽学部をそれぞれ卒業。武蔵野音楽大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かす実
5
リサイタルは、第一に人を楽しませるものでなくてはならない。私は小学生の頃には既にピアニストを諦めていたけど、超絶技巧をかるがるとスマートにやってのけるあの所作や、たったひとりでステージに乗ってひとつの世界を完成させるという事実はやはりピアニスト特有のもので魅力的だと思う。ピアノは押すだけで誰でも音が鳴らせる楽器、しかし無限の可能性を秘めている。2018/04/28
まっちゃん2
1
図書館。ピアノのソロ・リサイタルのプログラムの作り方について解説。きまったセオリーがあるわけではないが、本書では50くらいの提案例に関して解説と奏者へのアドバイスを連ねたもの。2018/09/20
ありさと
1
コンサートピアニストを目指すひとに向けたリサイタル用プログラミングの参考書。実際のプログラム例を元にパターンを示してそれぞれの組み合わせにおける個々の楽曲の演奏に関するアドバイスなども盛り込んでいる。なるほど手がかりとしては必要充分に見える(ピアニストじゃないんでそこはイメージ)。バイオリン版が欲しいなー。2012/02/22