音楽療法の道しるべ―心とからだの不思議な関係

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音楽療法の道しるべ―心とからだの不思議な関係

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393936177
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

音楽療法は心の避難所。斯界の第一人者による「音楽療法」実践とその科学的検証。基礎・方法論から実践までを今日的視点からわかりやすく説く。セッションの具体的・実際的な指導法を介して本来の音楽の役割を捉え直すとともに、社会に開かれた音楽の意味を探る。


【目次】

はじめに
音楽療法を実践するうえで大切な約束

PART 1 基本篇 音楽療法は心の避難所

第1章 音楽療法とは何か
 1.音楽療法士の役割
 2.ゴールは実践の先に
 3.ことばを超えた音楽
 4.希望をあたえる
 5.心の避難所
 6.総合領域としての音楽療法学

第2章 音楽療法の展開
 1.カタルシスの発見――古代ギリシャ
 2.心の治療薬として――中世~バロック時代
 3.障害児施設での音楽療法の始まり――古典派・ロマン派時代
 4.帰還兵への精神治療――20世紀アメリカの三つの潮流
 5.アメリカ以外の国の教育機関と協会――各国の動向

第3章 覚えておきたい基本原理
 1.同質の原理
 2.カタルシス
 3.固有テンポ
 4.引き込み現象                 

PART 2 実践篇 音によるコミュニケーションの実際

第4章 音楽療法の実践方法
  I 実践の前に
 1.実践場所はどこに
 2.実践施設と対象者を理解する
 3.実施する日時や会場配置を決める
 4.療法の目的と方法を考える
 5.プログラムの構成を考える
 6.実践の流れをイメージする      
  II 実践中
 1.つねに同質の原理を念頭に
 2.固有テンポに注目して
 3.固有テンポを見出す
 4.セッションのバリエーション
 5.クールダウンは丁寧に
  III 実践の後で
 1.会場の現状復帰
 2.スタッフのミーティングと記録作成
 3.記録のフィードバック

第5章 災害時の音楽療法――東日本大震災での実践を通して
 1.避難所にて
 2.仮設住宅にて
 3.高台住宅の集会場にて
 4.避難所・仮設住宅での音楽療法プログラム
 5.被災地での音楽療法で留意すること
 6.被災者・災害支援者へのアンケートから考える
 7.老年期うつ病評価尺度から考える

第6章 音楽療法の実践研究
 1.量的研究と質的研究
  1)量的研究と質的研究の違い
  2)計測期間と対象者数
  3)研究の留意点
 2.実践の研究方法
  1)アンケート調査
  2)楽曲の数理構造分析
  3)脳波測定
  4)音声測定
  5)認知症度機能評価と老年期うつ病評価尺度
  6)血圧測定
  7)高齢者音楽療法因子評価表(佐治改訂)の評価

注(引用文献)
付録・対談
 人は誰でも音楽的に交流することができる〔ガブリエッラ・ジョルダネッラ・ペリッリ&佐治順子〕
参考文献
あとがき
資料

内容説明

臨床研究の第一人者による「音楽療法」の実践とその科学的検証。セッションの具体的・実際的な指導法を介して本来の音楽の役割を捉え直すとともに、社会に開かれた音楽の意味を探る。

目次

1 基本篇 音楽療法は心の避難所(音楽療法とは何か;音楽療法の展開;覚えておきたい基本原理)
2 実践篇 音によるコミュニケーションの実際(音楽療法の実践方法;災害時の音楽療法 東日本大震災での実践を通して;音楽療法の実践研究)
付録・対談 人は誰でも音楽的に交流することができる(ガブリエッラ・ジョルダネッラ・ペリッリ&佐治順子)

著者等紹介

佐治順子[サジノブコ]
東京藝術大学音楽学部卒・同大学大学院音楽研究科修了。東北大学大学院教育学研究科後期課程修了。博士(教育学)。昭和音楽短期大学、昭和音楽大学、県立宮城大学、鈴鹿短期大学などで教鞭をとる。元世界音楽療法連盟臨床実践委員長。元ロンドン大学ゴールドスミスカレッジのリサーチフェロー。現在、宮城大学名誉教授。日本音楽療法学会認定音楽療法士。関東・東北・東海・北海道地域の病院、高齢者施設、養護学校、通所施設、公立の公民館・福祉施設・サロンなどで実践を行うと共に、国内外の音楽療法士や医・工・心理学者らとの共同研究を通して、音楽療法の科学的検証に努める。海外音楽療法士との公開講座・対談・シンポジュームを多数開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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