出版社内容情報
伊福部昭91年の人生が此処にある―音楽と芸術に捧げた創造精神の息吹き。いまなお絶大な人気を誇る伊福部音楽の真骨頂。
【著者紹介】
1958年4月27日愛媛県生まれ。書くこと、物語ること、演劇・映像表現に携わる。書籍・雑誌などの印刷媒体に執筆。1983年、伊福部昭をめぐるシンポジウム開催を経て、作曲家本人への取材を始める。逝去の翌年2007年より、作曲家・演奏家と共同で“詩と音楽を歌い、奏でる”「トロッタの会」をスタート。詩作・製作・詩唱(朗読)を務める。*著書『横尾忠則 365日の伝説』(95・新潮社)『伊福部昭 音楽家の誕生』(97・新潮社)『伊福部昭 タプカーラの彼方へ』(02・ボイジャー)『伊福部昭 時代を超えた音楽』(04・本の風景社)他
内容説明
北海道に生まれ、世界を相手に音楽を創り続けた男。時代を超えて人の心を打つ、大きく深い永遠の生命。肉声と時代を刻印できた、ただ一冊のドキュメント。
目次
北の少年―三浦淳史とともに
“ヤイサマネナ”―アイヌの歌と踊り
音楽の都で―早坂文雄との出会い
われらの時代―『日本組曲』と新音楽連盟
世界に向かう―『日本狂詩曲』
師弟の肖像―アレクサンドル・チェレプニン
森と海と大地と―『土俗的三連画』
愛、そして芸術―『交響舞曲 越天楽』
新時代の音楽―『協奏風交響曲』
勲の死―闘いの日々に
魂が舞う―『交響譚詩―亡兄に捧ぐ』
北の空に聴く歌―『ギリヤーク族の古き吟誦歌』
焦土からの出発―ヴァイオリン協奏曲と舞踊曲『サロメ』
鼓動―『プロメテの火』と『人間釈迦』
交響曲―『シンフォニア・タプカーラ』
神々の饗宴―『リトミカ・オスティナータ』
祈りと蛮性―『ラウダ・コンチェルタータ』
時代を超えた音楽―『管弦楽のための「日本組曲」』
友情の果てに―『蒼鷺』の境地で
未来へ―二十一世紀の伊福部昭
著者等紹介
木部与巴仁[キベヨハニ]
1958年4月27日愛媛県生まれ。書くこと、物語ること、演劇・映像表現に携わる。書籍・雑誌などの印刷媒体に執筆。1983年、伊福部昭をめぐるシンポジウム開催を経て、作曲家本人への取材を始める。逝去の翌年2007年より、作曲家・演奏家と共同で“詩と音楽を歌い、奏でる”「トロッタの会」スタート。詩作・製作・詩唱(朗読)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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