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ベンジャミン・ブリテン

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  • サイズ B6判/ページ数 211,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393935781
  • NDC分類 762.33
  • Cコード C0073

出版社内容情報

20世紀英国の代表的作曲家の評伝。生涯と作品を読みやすい文章でコンパクトに概観できる。ブリテンと英国音楽文化の入門書に最適。

【著者紹介】
1943年生。英国の作曲家・音楽学者。作曲修業中の1966~70年に、ブリテンのアシスタントを務める。執筆活動も盛ん。

内容説明

並ぶ者なき天才の肖像。20世紀イギリスを代表する作曲家が生涯をかけて追い求めたもの―その精神の旅路をたどる生涯と音楽。

目次

第1章 一人の男の子が生まれた
第2章 行って、遊んでおいで、坊や
第3章 何よりも冷たい愛が
第4章 アメリカは、きみたちが決めたとおりの国になる
第5章 どこの港が平和を守ってくれるのか?
第6章 固く結ばれた私たちの魂
第7章 果てしない海原で
第8章 眠りは癒しの力
第9章 平和の中で私は幻影を見つけた
第10章 死が私に自由をもたらすだろう

著者等紹介

マシューズ,デイヴィッド[マシューズ,デイヴィッド] [Matthews,David]
1943年ロンドン生まれ。作曲家・音楽学者。同じく作曲家でブリテンとも密接な関わりがあった弟コリン・マシューズと共に、ほとんど独学で作曲を学ぶ。修業中の1966年から1970年にかけて、ブリテンのパーソナル・アシスタントとして、パート譜作成、オールドバラ音楽祭で上演される作品の編曲などに携わる。音楽批評や記事、プログラムノート等の執筆も多い

中村ひろ子[ナカムラヒロコ]
早稲田大学第一文学部卒業。コンサートの制作に携わる傍ら、主に音楽関連の書籍・記事等の翻訳・執筆を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hr

2
最近、ベンジャミン・ブリテンの作品への個人的関心が高まっている。ので、また借りてきた図書館本。最後の弦楽四重奏曲に関する箇所を拾い読みした。オペラについては僕はまだまだ門前の小僧。もう少し耳に馴染んでから読み直したい。2022/01/30

Decoy

0
ブリテン入門として、非常によくまとまっている。実際にブリテンのアシスタントを務めた作曲家が書いていることで、個々の作品への評価も信頼できる。意外と愛に生きた人だったことを、初めて知った。2014/01/09

hr

0
ずっと追いかけている作曲家フランク・ブリッジを調べる参考文献として、関連のある箇所を拾い読み。細かな描写が嬉しい。ブリッジは、ブリテンの父親に疑念を抱かせるほどには派手な性格だったらしい。大陸の作曲技法を逸早く取り入れたことの説明が丁寧だし、ブリテンがベルクへの師事を希望したことも、ブリッジとの関連で説明がある。ブリテンはベルク「ヴァイオリン協奏曲」の初演に立ち会い、スコアを手に入れもして絶賛している。ブリテンの作曲世界を広げるためには、ブリッジとの出会いは誠に幸福なものだったのだ。いい話。2018/03/03

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