内容説明
音と耳と心を澄ます、100のサウンド・ワーク。身近な自然の音・さりげない日常の音から世界に対する柔らかな感性と優しい眼差しを取り戻す。ワークを使った実践例+シェーファーの最新エッセイ。
目次
ウォーミング・アップ
目を閉じて、音をたどる
街角で耳をすます
靴を使って音楽を作る
音のない場所をさがす
リスニング・ウォーク
音の日記をつける
音だけでまわりの動きをつかむ
音のイメージを想像する
音の出る物を持ってくる〔ほか〕
著者等紹介
シェーファー,R.マリー[シェーファー,R.マリー][Schafer,R.Murray]
1933年カナダ、オンタリオ州サーニャ生まれ。英国王立音楽院、トロント王立音楽院、トロント大学に学ぶ。1965年ヴァンクーヴァーのサイモン・フレーザー大学教授。1975年以降はフリーランスとなり、現在に至る。サウンドスケープ思想を提唱することにより、自然環境と人間、そして音楽との間の本来性を取り戻そうとした、現代を代表する作曲家のひとりである。世界中の音楽教育者たちに大きな影響を与えている
今田匡彦[イマダタダヒコ]
1964年東京生まれ。1986年国立音楽大学卒業後、神田サウンドスケープ研究会に参加。カナダ政府給費留学生として渡加。ヴァンクーヴァーのサイモン・フレーザー大学教育学部修士課程修了。ブリティッシュ・コロンビア大学教育学部博士課程修了(哲学博士号取得)。英国ロンドンのローハンプトン大学博士研究員を経て、弘前大学教育学部准教授。記号論、サウンドスケープ論により、音楽の肌理について思考する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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paluko
さよ