内容説明
みずから音を出さない“音楽家”は、オーケストラと聴衆の間でいったい何をするものなのか。往年のマエストロが語るリーダーシップ論。
目次
第1章 いくつかの主題による前奏曲
第2章 修業時代
第3章 いかにして指揮者になるのか
第4章 プログラムを作る…
第5章 ひとり総譜と向い合って
第6章 リハーサル
第7章 コンサートの夕べ
第8章 オーケストラ楽員の生活
第9章 指揮者の生活
付録 指揮者とは何か
著者等紹介
ミュンシュ,シャルル[ミュンシュ,シャルル][M¨unch,Charles]
1891年9月26日、ストラスブール生れ。ストラスブール音楽院でヴァイオリンを学び、そのあとベルリンでカール・フレッシュに師事、1912年パリへ行ってリュシアン・カペーに師事。1914~18年、ドイツに徴兵され軍務に就く。戦後、ストラスブール・オーケストラのソロ・ヴァイオリン奏者となるとともに、音楽院で教える。1926~32年、ライプツィヒのゲヴァントハウス・オーケストラでフルトヴェングラーの下でソロ・ヴァイオリン奏者。1937年パリ音楽院演奏協会の指揮者に選ばれ、同時にエコール・ノルマル・ド・ミュジック教授になる。第二次大戦後の1946年、ボストン・シンフォニック・オーケストラとニューヨーク・フィルハーモニーを振ってアメリカ・デビュー。1949~62年、クーセヴィツキーの後を継いでボストン・シンフォニック・オーケストラの音楽監督。1962年以降フランスに戻りフリーで活動していたが、1967年パリ市と国が作ったオルケストル・ド・パリの初代指揮者に就任。1968年このオーケストラとアメリカ演奏旅行中、11月6日、ヴァージニア州リッチモンドで急逝。享年77歳
福田逹夫[フクダタツオ]
1930年宮城県生れ。1953年東京大学文学部美学美術史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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